人を知る

世の中のニーズを深く知って次世代機種に反映する

私はイメージスキャナーの次世代機種を開発する部署で、ネットワーク技術の開発を担当しています。仕事の内容は、次世代機種に搭載する機能の要件定義から実際の製品に向けた先行開発、現行機種の保守開発まで幅広く行っています。この部署のおもしろいところは営業部門やマーケティング部門と連携し、世の中のニーズを深く理解した上で次世代機種の新機能に反映できるところだと思います。「在宅ワークの増加で、クラウドとのスムーズな連携が求められています」「ヨーロッパではセキュリティ意識の高まりから、こんな機能が注目されています」など、スキャナーが使われている現場の声を知ることで、ユーザーの役に立つ新機能を実現したいという気持ちがより強くなりました。当社のスキャナー開発は、ユーザーの使用感をとても大事にしています。開発中は機能にばかり目が向きがちですが、ユーザーに喜んでもらえるかどうかを常に意識して仕事に取り組みたいと思います。

ハードウェア・ソフトウェア両面の研修が仕事を支える基礎になる

仕事をする上で新人教育の内容が役に立つことが多くあります。私はソフトウェアのエンジニアとして入社しましたが、新人教育ではソフトウェアとハードウェア両方の基礎を学びました。配属され業務を始めてから、あのときに学んだあそこと結びつくのだなと頭の中でつながることが多々あるので、自分の業務以外のことも研修で学べたことがとてもよかったと感じています。自分の業務だけに視野が向いていると知識も広がりにくくなるので、視野を広げるという意味でもとても有意義だったと思います。
これまでの業務で一番大変だったことは、入社2年目に業務応援で別の開発チームに参加したときのことです。任されたネットワークテストに関する知識が足りず、勉強しながら業務に取り組んだのですが、時間もかかりましたしプレッシャーも感じました。最終的に1人では間に合わないと判断し、分かる先輩に助けを求めたところ快くサポートしてくださり最後までやり抜くことができました。当時は自分の力不足を痛感して落ち込みましたが、その後、類似した案件があったときには学んだことを活かして仕事を進められました。現在ではネットワークテスト系の案件で教える立場になることも増えたので、あのときの経験が自分を成長させてくれたのだと思います。

高め合える仲間に囲まれて知見がどんどん広がっていく

PFUにはものづくりを心から楽しんでいる人や本当に好きなことを仕事にしている人がたくさんいて、仕事の合間に最新技術の話題で盛り上がることがよくあります。入社当初は会話の専門性の高さに驚き、一人ひとりが本気で技術と向き合っているからこそ世界に通用するものづくりができるのだと思いました。スキルアップのために自己研鑽をしている人が多く、それを惜しみなく共有してくれます。先輩たちとの会話から担当分野に関する新技術を知ることもあり、自分も詳しく調べてみようと思う、とてもよいきっかけになっています。
これからの目標は、新製品開発のプロジェクトに携わることです。新製品開発はかなり大きなプロジェクトなので、そこに参加することで他部署と連携して働く力や大きなチームの中で働くスキルを身に付けたいと思います。また、新製品には新技術がたくさん盛り込まれるので、その中でもユーザーの使用感に関わるUI部分の開発に携わり、新たな知見を深めたいです。

就職活動中の方へのメッセージ

これまでやってきたことよりも、これからやりたいことを優先してください。今まで学んだことよりも、これから学ぶことの方がはるかに多いので、就活を通して一番わくわくしたところに行きしょう!当社には、一人ひとりが挑戦したいことや興味のあることを尊重してくれる制度や雰囲気があります。やりたいことがある人にはおすすめの環境なので、ぜひ一度、目を向けてみてください。

服部 惇の
ある日のスケジュール

8:40 出勤
チームで現状と今日の作業内容を確認します。
9:00 保守開発業務
仕様決定、設計、テストまで行います。
12:00 ランチタイム
社員食堂は毎日違うメニューでとっても美味しいです。
13:00 新機種検討
搭載機能の検討、先行開発、開発部との連携を行います。
16:00 自己投資時間
自己研鑽の時間をとることが会社で推奨されています。
オンラインの学習ツールを利用して、興味のある分野について学習することが多いです。
17:00 チーム会
作業内容と現状を共有、連絡事項の確認をします。
17:10 退勤
定時退社日が設定されているのでメリハリを持って働くことができます。