人を知る

リファラル採用で中途入社、視点が変わりやりがいが増す

前職はSIerでSEとしてテレビ局のシステム開発に携わっていました。同じ仕事の繰り返しが多く感じられ、新しいことをやってみたいと思っていたところ、PFUで働いている友人から「知人を紹介できるリファラル採用制度があるから、考えてみないか」と声をかけてもらったことが入社のきっかけです。前職で得たウェブ開発の経験を活かしつつ、これまでに経験がないハードウェアメーカーの製品開発に挑戦してみたいと考えていたので、ハードウェア開発からソフトウェア開発まで幅広く手掛けるPFUの事業内容は私の希望に最適でした。会社規模の大きさや友人から聞く働きやすさも入社の決め手になりました。
入社後はまず、前職での経験を活かして業務用イメージスキャナー「fiシリーズ」のドライバ開発にUI担当として参加しました。同じソフトウェア開発でも、SIerでは「何が欲しいのか」を顧客やユーザーからヒアリングし開発を行って提供していましたが、PFUでは使いやすさを追求するため「何ができると喜ばれるのか」というようにお客様の視点で物事を考えるようになり、仕事のやりがいが増しました。

1週間かかる作業を3時間に。自動化で、業務はもっとスリムになる

業務用スキャナーのソフトウェアの開発を続けていく中で開発業務をもっと自動化できないかという思いが強くなり、ポスティング制度を利用して開発の効率化を主業務とするソフト開発推進課の募集に応募しました。メンバーを社内で公募するポスティング制度は、自分のやりたいことを尊重し主体的にキャリアを築いていくための制度です。私は前職で常時短いスパンでお客様へ製品を納品する必要があったため、様々な開発を効率的に進めることを要求されていました。そのため、開発業務の自動化を推進したり、開発プロセスや開発環境を整備したりするソフト開発推進課の業務は、これまでの経験を活かしながらキャリアを積めるものだと感じました。
その想いが伝わり、現在はソフト開発推進課で開発工程の自動化やスリム化に取り組んでいます。顧客に喜ばれる製品がこの会社からもっと生まれるように、開発の基盤部分を支えることで今後も貢献していきたいと思います。

仕事も趣味も、やりたいことに全力になれる環境

入社してから一番苦労したことは、社内独自の用語や略語が分からなかったことでした。入社直後は分からない単語についてはチームリーダーに教えていただき、今でも不明点が出てきたら同僚に確認するようにしています。この独自の用語/略語に限らずですが、聞いて確認することに対して優しく対応する雰囲気があります。
オフィスはまるで大学のように自由でアカデミックな雰囲気です。暇さえあれば何かの試験を受けに行っている資格マニアな人や、当社の女子バレーボール部PFUブルーキャッツの応援のために全国を駆け回っている人など、好きなことに全力で取り組んでいる人がたくさんいます。
また、当社にはフレックスタイム制など働き方を選択できる仕組みが整っていて、私は現在、リモートワークをメインにしています。リモートワークで通勤が不要になったことで、子どもたちと過ごす時間や家事に携わる機会が増えました。休日には趣味と自己研鑽を兼ねてプログラムを書くこともあり、日々大量に増え続ける子どもの写真を整理するために画像を時系列で整理するプログラムを自作しました。一人ひとりの働きやすさを大切にする多様性のある企業文化や趣味の時間も充実させられるワーク・ライフ・バランスのよさが、とてもいいなと感じています。

就職活動中の方へのメッセージ

就職活動の際は、新しい環境に馴染めるかどうか気になる方も多いと思います。私自身、中小企業からの転職だったので大きな組織でやっていけるか不安でしたが、実際に入社してみると、入社時導入教育やフォローアップ面談などのオンボーディング施策もあり、中途入社でも安心して働き始めることができました。一人ひとりの活躍できる場があって、主体的にキャリアを築いていける。PFUは、そんな魅力のある会社だと思います。

高野 彰の
これまでのキャリア

入社前(前職) SIerでSEとしてシステム開発
テレビ局のシステム開発に携わっていましたが、新しいことにチャレンジしたいという思いからリファラル採用でPFUに入社しました。
1 年目 業務用イメージスキャナーのドライバ開発にUI担当として参加
社内用語や略語、プロセスの理解に苦慮しながらも業務用スキャナーのドライバ開発でUI担当として開発を行いました。
2~3 年目 顧客価値の創出チームへ異動
お客様からの要望や自社製品を俯瞰的に見た状況などをインプット情報とし、お客様に喜んでもらえる機能・解決の仕方を考えてソフトウェアの企画/設計を行いました。
4 年目~現在 ポスティング制度を利用し、開発効率化を行う部署に異動
3年間の業務で効率化など解決が必要な問題があるがそれに時間を割けないのが課題だと感じていました。その改善を専門に取り組む部署があると知り、ポスティング制度に応募して現チームに異動しました。
SIerの経験とこれまでの業務経験を活かし、開発工程の自動化・スリム化に取り組んでいます。これからも開発者が創造的な作業に注力できるように取り組んでいきます。