アプリケーション・プログラム・インターフェース(API)
販売終了製品
DynaEye Proは、(社内向け・顧客向け)OCRシステムの構築、業務パッケージへのOCR機能の組込みを実現する、3種類のアプリケーション・プログラム・インターフェース(API)を提供しています。
APIを利用すると、次のような目的を実現することができます。
- 既存のシステムに、OCR機能を組込みたい。
- 修正画面のレイアウトをカスタマイズしたり、修正画面上からDBを検索したい。
- 帳票管理を独自に行ないたい。
APIの種類
DynaEye コンポーネントキット
Visual Basicを使用してアプリケーションを開発するための、 ActiveX コントロール集です。
DynaEye部品
DynaEye標準アプリケーションの4つの機能 (スキャナ入力、帳票認識、修正画面、データ出力)を単体で起動可能なアプリケーションとして提供します。
DynaEye関数
DynaEye標準アプリケーションの4つの機能(スキャナ入力、帳票認識、修正画面)に加えて、修正ファイル(認識結果を格納するファイル)の情報参照・更新機能を、 C言語(Visual C++)から呼出可能な関数(DLL)で提供します。
比較表
項目 | DynaEye コンポーネントキット |
DynaEye部品 | DynaEye関数 | |
---|---|---|---|---|
形態 | ActiveXコントロール | Windows EXE | C関数(DLL) | |
機能 | スキャナ入力 | ○(あり) | ○(あり) | ○(あり) |
帳票認識 | ○(あり) | ○(あり) | ○(あり) | |
修正画面 | ◎(レイアウト設計可能) | ○(標準アプリケーション相当) | ○(標準アプリケーション相当) | |
データ変換 | ○(あり) | ○(あり) | ○(あり) | |
開発の容易さ | △(やや難) | ◎(容易) | ○(普通) | |
カスタマイズ性 | ○(可能) | ×(なし) | △(少ない) | |
開発言語 | Visual Basic 6.0 または Visual Basic .NET 2003 または Visual Basic 2005 |
Visual C++, Visual Basic など | Visual C++ 6.0 または Visual C++ .NET 2003 または Visual C++ 2005 |
留意事項
- アプリケーション・プログラム・インターフェースは、いずれも「DynaEye Pro」に同梱されています。
- 開発したアプリケーションは自由に販売・配布することができます。
- DynaEye Proの提供するコンポーネント、ランタイムは配布できません。DynaEye ProのAPIを利用したアプリケーションを動作させるPC毎に「DynaEye Pro」を購入・インストールする必要があります。
- ランタイムライセンスは設定しておりません。通常パッケージをご購入ください。
- 「DynaEyeコンポーネントキットとDynaEye部品」のように、複数のアプリケーション・プログラム・インターフェースの混在は基本的にはできません(一部除く)。