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タイムスタンプサービス 入門講座

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第4回 「どの文書に、タイムスタンプ付与するの?-タイムスタンプって、高い?-」
今の運用形態も配慮、そして、業務を回す発想が自然

殆どの方が、経営視点に起ったご検討や、法的背景を受けその必要性やメリットについて真剣に検討をされています。
今後の企業経営にとって、新しいセキュリティサービスであるタイムスタンプサービスは、「どのように役立つのか?」そして、「どのように利用すれば、有効活用できるのか?」を理解されようとしていると感じます。
タイムスタンプは、今後の企業活動において、"なるほどインフラ基盤として必要性を感じる!"、"いろいろな可能性を秘めたサービス!"、"夢のあるビジネス!" などと、話が盛り上がったりします。(でも、「たくさん使うと高いでしょ」とよく言われます。)
今後、企業内で有効活用を図るためには、業務アプリケーションへ組み込んでいただき、「今の運用に配慮しながら、適切に(自然に)現場が回る形態での導入が望ましい」と考えます。



タイムスタンプは、意外と簡単?!

今は、大変便利な開発支援ソフト(一般的にはSDKなどと言われています)があり、アプリケーションなどの開発スキルがある方でしたら、おそらくタイムスタンプ機能の組み込みは、一週間もかからず出来てしまうことでしょう。そんなに簡単ですか?と、よく驚かれる方がいます。タイムスタンプの技術は、暗号強度が・・・、証明書が・・・、有効期間が・・・など、一般的にややこしいものと捉えられているようです。しかし、アプリケーションへのタイムスタンプ組み込みは、いたって簡単!なのです。

大量の書類にタイムスタンプは無理?

実際に、システム化を検討される責任者や開発者の方に話を伺うと、タイムスタンプ付与対象の文書がどのぐらいあるのだろう?というシーンに遭遇します。部分的には、把握されていても関連書類を合わせると、一体、何枚になるのだろう?と感じます。
膨大な量の電子文書に従量課金のタイムスタンプは、コスト的に厳しいと言われます。また、どのぐらい、文書があるのか、きちんと調べるには相当な努力と時間(工数=コスト)が必要になります。こんな時、「大丈夫です!タイムスタンプは、今や定額制の時代に突入しました。全部の電子文書にタイムスタンプ付与しましょう!」と提案しております。

システムを開発する場合、ディスク資源や処理時間などを計算しないといけませんので、でたらめは許されませんが、「定額制タイムスタンプサービス」の登場により、少なくとも、企業の業務活動で大量に発生する電子文書や情報に、タイムスタンプを付与いただけるようになりました。
タイムスタンプ利用コストを気にすることなく、安心して付与できる定額制のサービスは、システム開発における基本設計を少しは楽にしてくれるとも思います。
タイムスタンプを付与したい文書や情報を特定するのは簡単なことですが、過去1年間に、一体どのぐらいの量があったのかを特定するのは、確かに並大抵なことではないと思います。


よく聞かれるご質問: タイムスタンプサービスの料金制度はどんな風になってるの?タイムスタンプの年間利用量を基準に考えたほうがいい?

答えは Yes です。

大きく分けて、2タイプの料金制度があります。

  • 一つ目は、「従量課金制度」
  • 二つ目は、「定額制度」です。

一つ目の従量課金には、「月額の固定費用+利用した量に応じ課金されるモデル」と、「事前に利用権を購入するプリペイド方式のモデル(月額の固定費用がかからずシンプルで便利なモデル)」があります。
二つ目の定額制には、現状、「定額料金に加え、IP-VPN等のネットワーク利用費がかかるモデル」と、「インターネットを利用したネットワーク利用費がかからないモデル(導入が便利)」があります。
この定額制のサービスは、タイムスタンプを使うほど、単価が安くなる(1タイムスタンプあたりのコストが0.1円以下の世界も実現可能)ため、今後、内部統制などへの対応を考えると「生まれたばかりの電子文書や電子データ全てに、タイムスタンプを付与しておく」といった活用法も充分に可能になります。
今、市場は、定額制のサービスを求めている状況にあります。
従量課金のサービスは、タイムスタンプの年間利用量が少ない場合(おおよそ、~30万スタンプ未満/年)には、堅実な投資で利用できるメリットがあります。その後、大量にタイムスタンプを活用する時がきたら、定額制のサービスへ移行することをお勧めします。