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[お知らせ]

2022年5月24日
株式会社PFU


令和4年度の文部科学大臣表彰「創意工夫功労者賞」を受賞


株式会社PFU(代表取締役社長:長堀 泉、以下PFU)の社員が、このたび「令和4年度 文部科学大臣表彰 創意工夫功労者賞」(注1)を受賞しました。本賞は、優れた創意工夫により職域における技術の改善向上に貢献した者を顕彰するもので、各都道府県から推薦を受けた者が対象となります。
受賞者名および評価された業績名は下記の通りです。


受賞者: 矢尾 志麻
業績名: スマート品質分析による品質状況の改善

表彰された活動の概要

1. 目的

製品の品質保証は、顧客の機会損失を防止するために重要な要素であり、日々、品質改善に努めています。しかしながら、インシデント(注2)のデータ収集、分析、可視化に時間を要し、「分析に基づく改善策の決定」が後手に回ることが少なくありませんでした。そこで、一連の品質データ分析・可視化に至るまでを自動化するプログラムを開発し、結果、大幅な時間短縮が図れました。これにより、本来やりたい「弱点抽出と施策決定」の改善サイクル(PDCA(注3))の高速化が実現できました。


2. 導入成果

  1. スキルに依存しないデータ分析と見える化(グラフ化)
  2. 分析工数の削減
  3. 潜在的な品質課題の早期解決

受賞者の声

PFUの「品質保証の活動」が評価されましたことを大変うれしく思います。これを励みとし、更なるスマート品質分析の強化に取り組んでいきたいと考えております。

注釈

  • (注1)科学技術分野の文部科学大臣表彰について
    文部科学省では、「科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、もって我が国の科学技術水準の向上に寄与すること」を目的とする科学技術分野の文部科学大臣表彰を定めております。
    文部科学省:令和4年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者等の決定について
  • (注2)インシデント:「不具合の事象」の意味
  • (注3)PDCA:「Plan(計画)-Do(実行)-Check(評価)-Act(改善)」の略。「継続的な改善サイクル方法」の意味

以上

<報道関係者お問い合わせ先>

株式会社PFU

社長室(広報担当)

E-mail:pfu-press@pfu.fujitsu.com


当社のSDGsへの貢献について

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。富士通グループのパーパス(存在意義)である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。


※お知らせに掲載されている情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。