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[PRESS RELEASE]

2019年2月14日
株式会社PFU


英国非営利団体による歴史的水彩画デジタルアーカイブ構築事業
The Watercolour Worldが『ScanSnap SV600』を高く評価

~ カメラ発明以前の記録となる水彩画のデジタル化に貢献 ~

1900年以前に描かれた水彩画のデジタルアーカイブ構築事業The Watercolour World(CEO:Andra Fitzherbert 本拠地:英国 以下、TWW)において、株式会社PFU(代表取締役社長:半田 清、以下PFU)が開発・販売するパーソナルドキュメントスキャナー「ScanSnap SV600」が、水彩画のデジタル化への貢献で高い評価を受けました。
TWWは、現在までに、全世界に存在する80,000点もの歴史的な水彩画をデジタル化し、Webサイトを通じて無料で一般公開を行っています。高品質な状態で水彩画が閲覧できるとともに、カメラが発明される以前の風景の変遷を伝える記録でもあり、世界の遺産を継承するプロジェクトとして注目を浴びています。



背景

18世紀から19世紀において、英国では水彩画が普及し、文化的な価値とともに、カメラが発明される以前の地形・歴史・社会の記録として貴重な存在となっています。しかし、水彩画は、紫外線、温度・湿度から悪影響を受けやすいため保管が難しく、一般に公開される機会も多くありません。画質の劣化ばかりでなく、保有者の世代交代などにより、所蔵先が不明となるリスクも抱えています。


The Watercolour Worldの取り組み

水彩画が直面する状況を鑑み、元外交官Fred Hohler氏の企画による歴史的水彩画のデジタルアーカイブ事業TWWが2017年9月に発表され、チャールズ皇太子夫妻、Marandi 財団の支援を受け1900年以前に描かれた世界中の水彩画のデジタルアーカイブ事業を推進しています。

TWWは、現在までに、世界中に存在する80,000点もの水彩画をデジタル化し、Webサイトで公開しています(※1)。
デジタル化の多くは、ScanSnap SV600を活用して行われています(※2)。


<The Watercolour World関連サイト>

※1 TWWは次のサイトからご覧いただけます。
公開サイト
※2 デジタル化の様子は次の動画およびサイトからご覧いただけます。
紹介動画
活動紹介

ScanSnap SV600について

ScanSnap SV600は、簡単な操作でスピーディーに高い品質の画像を作るA3サイズ非接触型のパーソナルドキュメントスキャナーです。

TWWの歴史的水彩画のデジタル化では、「額縁のガラスを付けたまま水彩画をスキャンすることができるため、絵を額縁から外す際の損傷のリスクを回避できる」、「高解像な状態で絵を取り込むために十分な光量である一方、画材に対しては安全安心な範囲内であり、デリケートな絵に悪影響を与えることはない」、「SV600は持ち運びも可能で、デジタル化を行うチームが美術館や個人保有者の家に出向くことで、その場で絵を取り込むことも可能になった」という評価をいただきました。


今後の取り組みについて

TWWの趣旨に賛同しPFUの欧州におけるスキャナー販売を担当する関係会社 PFU(EMEA)Limitedは、TWWとのパートナーシップを1月31日に発表いたしました。PFUグループは、長年ドキュメントイメージングで培ってきた技術による貢献を拡大できるよう、世界の文化遺産のデジタルアーカイブ事業に精力的に協力してまいります。

商標について

  • ScanSnapは、株式会社PFUの日本における登録商標です。
  • その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

関連リンク


以上

<ScanSnapに関するお問い合せ先>

株式会社PFU

ビジネス推進統括部 プロモーション推進部

E-mail:scanners@pfu.fujitsu.com

<報道関係者お問い合わせ先>

株式会社PFU

経営戦略室 パブリックリレーション部

電話:045-305-6001

E-mail:pr@pfu.fujitsu.com



※プレスリリースに掲載されている製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。