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2009年7月22日
株式会社PFU

[PRESS RELEASE]

検疫ネットワーク iNetSecシリーズを機能強化

~ セキュリティ強化とIT資産のTCO削減を支援 ~

株式会社PFU(社長:輪島 藤夫、東京本社:川崎市幸区、以下、PFU)は、国内シェアNo.1(注1)のPC検疫ソフトウェア「iNetSec® Inspection Center(アイネットセック インスペクションセンター)」、および昨年11月の販売開始以来ご好評を頂いている不正PC検知・遮断アプライアンス 「iNetSec® Patrol Cube(アイネットセック パトロールキューブ)」を機能強化し、本日より販売を開始いたします。


PC検疫ソフトウェア「iNetSec Inspection Center」は「検疫辞書配付サービス」によるシステム運用の容易さが高く評価され、多くのお客様にご採用頂いております。

一方、昨年11月販売開始の不正PC検知・遮断アプライアンス「iNetSec Patrol Cube」は、不正PC検知・遮断関連製品としては国内初の「遮断PCからの利用申請」機能による運用の容易さに加え、「IT資産の全数把握と稼動状況把握」によるIT資産のTCO削減が高く評価され、中・小規模から大規模なお客様まで、販売開始以来数多くご採用を頂いております。

今回、両製品の同時強化により、新方式「ARP遮断検疫方式(注2)」として「iNetSec Inspection Center」と「iNetSec Patrol Cube」のシームレスな連携を実現いたしました。これにより「iNetSec Patrol Cube」をお使いのお客様は、「iNetSec Inspection Center」を追加導入いただくことで、本格的な検疫システムへとセキュリティ対策を無理なくステップアップする事が可能となります。

また、iNetSec シリーズは、セキュリティ対策の強化に加え、IT資産のTCO削減に貢献いたします。

当社は、今後もお客様の安心・安全なネットワーク環境の実現に向け、「iNetSec」プロダクトブランドの強化・拡充に取り組んでまいります。


シームレス連携による検疫システムの特長

1. セキュリティ対策のステップアップ導入を容易に実現

「iNetSec Patrol Cube」をお使いのお客様は「iNetSec Inspection Center」を追加導入いただくことで、利用中の「iNetSec Patrol Cube」を活かし、ネットワーク変更を行うことなく、不正PC検知・遮断システムを含む本格的な検疫システムへステップアップすることができます。
今回の連携により、お客様は投資計画に合わせたセキュリティ対策が可能となります。

2. 高いセキュリティ強度と簡単運用を実現

本格的な検疫システムを導入いただくお客様においては「iNetSec Inspection Center」と「iNetSec Patrol Cube」を連携させたARP遮断検疫方式により、クライアントにソフトウェアをインストールせずに、セキュリティ強度が高いエッジレベルでの検疫を実現します。
また、ARP遮断検疫方式は、従来の検疫方式(ゲートウェイ方式やIEEE802.1x認証VLAN方式など)との組み合わせが可能であり、お客様環境に応じた追加導入が可能です。


iNetSec Inspection Center 強化内容

Macintosh PC を検疫対象クライアントとしてサポート

大学でニーズが高い、Mac OSのPC検疫をサポートしました。


iNetSec Patrol Cube 強化内容

IPアドレス変更通知機能をサポート

固定IPアドレス運用において、IPアドレスが変更されたことを通知するIPアドレス変更通知機能をサポートしました。
これにより、固定IPアドレス運用で問題となる管理台帳と実際の利用者との相違、IPアドレスの重複がなくなり、IPアドレスの効率的な管理が可能となります。


iNetSecシリーズ活用によるIT資産のTCO削減

iNetSec シリーズを利用することで、IT運用管理の適正化に必要となるPCやプリンタ・複合機などの全数把握とセキュリティ対策の状況確認作業を自動化でき、これら工数の大幅削減が可能となります。さらに、IT資産の稼動状況を正確に追跡できるようになり、遊休資産の有効活用が可能となります。
iNetSecシリーズは、セキュリティ対策強化と同時にIT資産のTCO削減に貢献します。

商品構成

注3

「iNetSec Patrol Cube V1.0」ご利用のお客様は、管理用ソフトウェア「iNetSec Patrol Cube マネージャーV2.0」を購入するだけでV2.0機能を利用できます(既存のセンサーはファームアップデートで利用が可能です)。


価格例

iNetSec Inspection Center/iNetSec Patrol Cube連携時の価格例(標準価格ベース、税別)

【導入環境例】

  • 1,000クライアント
  • 10ネットワークセグメント

【システム】

  • PC検疫ソフトウェア一式(1,000クライアント)
430万円
  • 不正PC検知・遮断アプライアンス一式(10セグメント)
208万円

638万円

【サービス】

  • 初年度
148万円
  • 2年目以降
169万円

出荷開始日

2009年7月31日


販売目標

今後3年間で小型アプライアンス 1万台 、検疫クライアント50万ライセンス を出荷


ホームページ(商品の詳細について)


商標

  • MacintoshおよびMac OSは、Apple Inc.の商標です。
  • その他記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  • (注1) 2008年ネットワークセキュリティビジネス調査総覧((株)富士キメラ総研)において、「PC検疫」で1位。
  • (注2) スイッチの空きポートに小型アプライアンス(iNetSec Patrol Cube)を追加接続することにより、ネットワークエッジレベルの検疫ネットワークを構築します。
  • (注3) 1年間の無償サポートが付きます(サポート内容:センドバック保守、QAサービス、ソフトウェア修正版の提供)。

以上


お客様お問い合わせ先

株式会社PFU

マーケティング統括部

電話:044-540-4515

報道関係者お問い合わせ先

株式会社PFU

経営企画部

電話:044-540-4540

E-mail:pr@pfu.fujitsu.com



※掲載されている情報は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。