文書、名刺、または領収書などの原稿を読み取る

会議の資料や名刺などの原稿を、ScanSnap に直接セットして読み取れます。

読み取れる原稿については、ScanSnap に直接セットできる原稿を参照してください。

  1. 原稿枚数を確認します。

    セットする原稿枚数の目安は、以下のとおりです。

    A4 サイズ以下の場合、原稿の厚みが 5mm 以下になる枚数(80g/m2 用紙で 50 枚)

    重要

    セットできる枚数より多くの原稿を読み取ると、以下のような不具合が発生するおそれがあります。

    • ファイルサイズが大きくなりすぎて正常にファイルが作成できない

    • 読み取り中に原稿がつまる

  2. 複数枚の原稿をセットする場合は、原稿をさばきます。
    1. 両手で原稿の両端を軽くつかみ、2 ~ 3 回さばきます。

      原稿をさばく
    2. 原稿の向きを 90 度回転し、同じようにさばきます。

  3. セットする原稿の両端をそろえて、原稿の先端を少し斜めにずらします。
    原稿をそろえる
    重要

    原稿の両端をそろえずに読み取ると、原稿づまり、または原稿の破損の原因となります。

  4. ScanSnap の[Scan]ボタンが紫色で点灯していることを確認します。
  5. 給紙カバー(原稿台)の上に原稿をセットします。

    原稿の裏面(複数枚ある場合は最終ページ)を手前、上端を下向きにしてセットします。原稿の厚みが、サイドガイド内側に刻まれた目盛りを超えないように、原稿の枚数を調整してください。

    原稿をセットする
    重要

    スタッカーには、50 枚(80g/m2 用紙)以上の原稿をためないでください。

  6. 原稿の幅に合わせて、サイドガイドを移動します。

    サイドガイドは、中央部分を持って動かしてください。サイドガイドと原稿の間に隙間があると、原稿が斜めに読み取られることがあります。

    サイドガイドを移動する
  7. ScanSnap の[Scan]ボタンを押して、原稿を読み取ります。

    ScanSnap Cloud サービスにイメージデータを送信している間は、[Scan]ボタンが青色に点滅します。

    イメージデータの送信が完了すると[Scan]ボタンが紫色の点灯状態に戻ります。

    ScanSnap Cloud アプリケーションのスキャンリストを更新すると、スキャンリストに新しい読み取り履歴が追加されます。スキャンリストについてはメイン画面を参照してください。

    ヒント

    イメージデータが保存先サービスに保存されたとき、コンピュータに通知が届きます。

  8. 原稿の種別に対応した保存先サービスで、イメージデータが正しく読み取られているか確認します。

    イメージデータは、ScanSnap Cloud アプリケーションのプレビューでも確認できます。

    ヒント

    指定した保存先サービスにイメージデータが保存されない場合、原稿の種別が誤って判別された可能性があります。その場合は、別の保存先サービスに転送できます。詳細は、別の保存先サービスに転送するを参照してください。

    上記の対処が難しい場合は、原稿の種別の判別を無効にして、1 つの保存先サービスを指定してください。原稿の種別に関係なく、指定した保存先サービスに保存されます。詳細は、ScanSnap Cloud 設定画面(「スキャン設定」タブ)を参照してください。