イメージデータが保存先のサービスに保存されない

ScanSnap Cloud サービスを使用していて、原稿を読み取ったあと、イメージデータが保存先のサービスに保存されない場合の、原因と対処方法を説明します。
原因

以下の原因が考えられます。

  • 読み取りが終了していない

  • 読み取りでエラーが発生した

  • 読み取りは終わったが、イメージデータの保存が完了していない

  • 原稿の種別が正しく判定されず、別の保存先サービスに保存されている

対処

ScanSnap Cloud アプリケーションを起動して、スキャンリストを確認してください。スキャンリストでは、原稿の読み取り状況、イメージデータの保存状況、エラーの有無、および保存先を確認できます。

  • [Scan / Stop]ボタンが青色で点滅している場合

    [Scan / Stop]ボタンを押して、読み取りを終了させてください。

    読み取りが終了すると、イメージデータが保存先サービスに保存されます。ただし、読み取りが終了してから保存先サービスに保存されるまで時間がかかる場合があるので、処理中であることを示すメッセージが消えてから、保存先サービスで保存状況を確認してください。

  • スキャンリストで、読み取りエラーが表示されている場合

    メッセージに従って対処してください。

    ヒント

    [リトライ]ボタンをクリックすると、同一の保存先サービスにイメージデータを保存できます。

  • スキャンリストで、「処理中」のメッセージが表示されている場合

    読み取りが終了してから保存先サービスにイメージデータが保存されるまで、時間がかかる場合があります。処理中であることを示すメッセージが消えてから、保存先サービスで保存状況を確認してください。

    ヒント

    検索可能な PDF ファイルを作成しない設定にする、または文字列を抽出する原稿の言語を設定することで、保存先サービスへのイメージデータの保存が速くなる場合があります。

    以下の手順で、設定を変更してください。

    1. メニューバーの「ツール」「オプション」をクリックします。

    2. 「スキャン設定」タブをクリックします。

    3. 原稿の種別を選択し、ファイル形式の[詳細]ボタンをクリックします。

    4. 「検索可能な PDF にする」チェックボックスのチェックを外します。または、「対象言語」を「自動」ではなく文字列を抽出する原稿の言語を設定します。

  • スキャンリストで、エラーも処理中のメッセージも表示されていない場合

    別の保存先サービスにイメージデータが保存されていないかを確認してください。

    以下のような原稿は種別が正しく判定されない場合があります。

    • 名刺に近いサイズの、カラー印刷されたレシート

    • レシートのように、紙面が縦長で横書きの名刺

    別の保存先サービスにイメージデータが保存されていた場合、以下の手順で対処してください。

    1. スキャンリストから、別の保存先サービスに転送したいイメージデータの読み取り履歴を選択します。

      プレビューが表示されます。

    2. 原稿の種別を変更ボタンをクリックします。

      イメージデータの保存先を変更する画面が表示されます。

      ヒント

      読み取り履歴を右クリックすると表示されるメニューから、「原稿の種別を変更」をクリックしてもイメージデータの保存先を変更する画面が表示されます。

    3. 転送したい保存先サービスを選択します。

    4. [保存する]ボタンをクリックします。

      イメージデータが、選択した保存先サービスに転送されます。

    ヒント

    選択した保存先サービスが、e-文書モードで原稿を読み取る設定になっている場合は、e-文書法に対応した読み取り設定で転送されます。