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子どもとのおうち時間の過ごし方12選|運動や工作など家族で楽しめる遊びを紹介!

子どもとのおうち時間の過ごし方12選|運動や工作など家族で楽しめる遊びを紹介!

コロナ禍で「おうち時間」という言葉が浸透しましたが、感染症が流行するたびに来る活動自粛に「マンネリ...」「もうできることがない...」と感じている方も多いのではないでしょうか。
特に子どもがいると、「子どもの経験や成長を考えて過ごし方を工夫したい」と思っていても、アイデアを出すのはなかなか難しいですよね。

この記事では、子どもとのおうち時間に悩むお父さん、お母さんに向けて、おうち時間の過ごし方をたっぷりとご紹介します。
「運動系」「知育系」「クリエイティブ系」「非日常系」とさまざまな角度からピックアップしているので、ぜひ参考にしてください!

目次

    紙の情報を、もっと自由に 情報整理に長けたスキャナーScanSnap

    1. おうちでも運動不足を解消!|体を使う遊び

    体を使う遊び

    最初に紹介するのは、おうちでできる体を使う遊び3選です。家にいるとどうしても運動不足になりがちですが、工夫次第で思いっきり体を動かすことができますよ。

    1-1. ダンスや体操

    簡単な振り付けを真似したり覚えたり、動画を見ることができる機器とスペースさえあれば、すぐにできるのがダンスや体操です。軽い運動でも柔軟性・運動神経の向上などの効果が期待でき、ストレス解消にもなりますよ。

    小さな子どもなら『頭肩膝ポン』や『パンダうさぎコアラ』など定番の遊び歌、ダンスが得意な子や小学生の子なら、動画投稿サイト上で「踊ってみた」で検索し、簡単な振り付けの動画を真似するのもおすすめです。大人も一緒にトライすると、運動不足の解消につながりますよ。

    親子でダンス

    体操では、前転やブリッジなど省スペースでできるものをマットや布団の上でやってみるのがおすすめ。上手にできるかな?と親子や兄弟皆で盛り上がれます。

    無理をしなければケガをするリスクは低いですが、急に難しいことをしようとしたり、狭い場所や重い家具がある場所でやろうとしたりするとケガにつながるので注意が必要です。必ず、始める前に安全に動けるスペースを確保しましょう。

    1-2. 変身ごっこ

    変身ごっこは、どんぐり・かえる・ダンゴムシ・犬など、身の周りのさまざまなものになりきる遊び。どんぐりならコロコロ転がってみる、かえるならピョンピョン跳ねてみるなど、動作がわかりやすいものは難易度も低いため、小さな子どもでも楽しめます。

    変身ごっこでは、子どもの観察力や記憶力を養う効果が期待できます。「このお題はこう」などと動きの答えを決めず、自由に遊んでみるのがおすすめです。

    兄弟がいる場合、少し想像力が必要な「木」や「○○風」などをお題としてもよいでしょう。あるいは、絵本やアニメのキャラクターを選んでも面白いですよ。

    変身ごっこも、膝をついたり転がったりすることがあるので、布団やマットがあると安心です。イスの上に立つなど、子どもの行動が危ないと感じたときはすぐに止め、お題を変更しましょう。

    1-3. 遊具遊び

    スペースがあれば、家庭用のトランポリンやすべり台などを買うのも1つの方法です。

    例えば、トランポリンにはバランス感覚の向上や体幹トレーニングの効果がありますし、すべり台があれば昇り降りや、しゃがむ・立ち上がるなどの動作を自然にこなすため、よい運動になります。

    トランポリン

    遊具を購入する際は、対象年齢や耐荷重を必ずチェックして、遊具の破損や子どものケガが起きないようにしましょう。

    また、遊具を買わなくてもダンボールでトンネルを作ったり、ペットボトルとボールでボウリングをするという遊びもあります。タイムアタックなどのゲーム性を加えるとさらに遊びの幅が広がるので、挑戦してみてくださいね

    2. 好奇心を刺激!|知育系の遊び

    知育系の遊び

    次に、子どもの好奇心を刺激する知育系の遊びから、「色探し」「お店屋さんごっこ」「科学系の実験遊び」をご紹介します。子どもの年齢に合わせて難易度を変えつつ、大人も一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

    2-1. 色探し

    色探しは、「何色を探して」とお題を出して、家の中でその色のモノを探す遊びです。例えば、「赤を探して」というお題なら、りんごや赤い部分のある洋服などを探します。

    色探しには、子どもの周囲への関心を高める狙いがあります。さまざまなモノに注意を向けて動き回ることで頭も体も使いながら遊べます

    家中を探し回るのもよいですが、探す場所を限定したりモノの種類を指定したりすることで、遊びに工夫を加えられます。例えば、「リビングの中で青色のモノ」や「おもちゃの中で黄色いモノ」なども試してみてくださいね。

    2-2. お店屋さんごっこ

    お店屋さんごっこは、文字通りおうちの中でお店屋さんとお客さんになりきる遊びです。「これください」「どうぞ」などの会話を行うことで、コミュニケーション能力の向上が期待できます。

    例えば、「クレープを作ってクレープ屋さんごっこ」なら作る過程も楽しめます。クッキーやおにぎりなど簡単なものでバリエーションを増やしてもよいでしょう。

    遊び用のお金や衣装を用意すると、よりリアルなお店屋さんごっこができます。子どもと一緒に紙で自作してみるのもおすすめです。

    また、季節に合わせて「夏祭りの屋台風」など工夫をすると、雰囲気が出て一層楽しめます。「クリスマスマーケット」など海外の要素を取り入れても面白いですし、遊びを通して子どもの想像力や教養を深められますよ。

    2-3. 科学系の実験遊び

    科学系の実験も、おうち時間の過ごし方としておすすめです。スライム作り・片栗粉でダイラタンシー・水と油で炭酸マグマなど、楽しい実験遊びは意外と多いもの。

    科学的な現象に触れることで、理科の分野に興味を持つきっかけになるかもしれません

    2-3-1. スライム作り

    スライム作りは子ども向けの体験イベントなどでもよく取り上げられる実験系の遊びです。

    用意するもの

    • プラスチックコップ...2個
    • 洗濯のり(PVA入り)...50ml
    • お湯...25ml
    • 割り箸かガラス棒...1本
    • スプーン...1つ(なくてもOK)
    • 計量カップ...1つ
    • ホウ砂...2g
    • 絵の具か食用着色料...好みの量でOK

    遊び方

    1つ目のコップに洗濯のり、水、絵の具(食用着色料)を、2つ目のコップにお湯とホウ砂を入れて、それぞれかき混ぜます。2つ目のコップで作ったホウ砂水を少量とり、1つ目のコップに入れて更に混ぜましょう。少し水っぽさが残る程度の粘度になったらしばらく置いておきます。その後、コップから取り出したものをよく揉めばスライムの完成です。

    スライム作り

    どうして洗濯のりとホウ砂水が混ざるとスライムになるのか、どんなスライムを作れるのか、「なぜ?」を親子で追及することが、遊びを通して理科を学ぶよい機会になります。

    絵の具で色を付ける、砂鉄を混ぜて磁石にくっつくようにするなど、さまざまなスライムを作るのも面白いですよ。

    2-3-2. ダイラタンシー実験

    ダイラタンシーとは、物体に力がかかることで液体が固体に変化する現象のことを指します。

    ダイラタンシー実験は、スーパーで手に入る材料で本格的な科学実験を楽しめるのがメリット。片栗粉・水・ボウルなどの容器があれば簡単に始められます。

    用意するもの

    • 片栗粉:水...2:1
    • ボウル...1つ

    遊び方

    ボウルに片栗粉と水を2:1の割合で入れ、よくかき混ぜます。できた液体を手でにぎると液体が固体に変化しますが、手を広げると元の液体に戻ります。

    ダイラタンシー現象

    ダイラタンシー現象の仕組みを考えたり調べたりすることで、子どもの科学への興味を掻き立て、学ぶ機会にできますよ。使う材料は口に入れても大丈夫なものなので、小さな子どもと一緒でも安心です。

    2-3-3. 炭酸マグマ

    炭酸マグマは、液体がマグマのようにボコボコ湧き上がる現象を楽しめる実験です。

    用意するもの

    • 透明なカップ(ガラスでもプラスチックでもOK)
    • 水...カップの1/3ほど
    • 食用着色料...適量
    • 油(色の薄いもの)...カップの1/3ほど
    • 発泡タイプの入浴剤...20gほど

    遊び方

    容器の1/3くらいに水を注ぎ、食用着色料で色を付けます。次に、色水と油の層がきれいに分かれるよう、容器の2/3くらいまで油をそっと注ぎます。最後に、砕いた入浴剤を入れましょう。入浴剤が色水と混ざることで、ボコボコと色付きの泡を発生させます

    炭酸マグマ

    現象の原理を学ぶには、動画投稿サイトでわかりやすく解説されている動画を見るのもおすすめです。

    3. 発想力を引き出す!|クリエイティブ・工作系の遊び

    クリエイティブ・工作系の遊び

    続いて紹介するのは、子どもの発想力を引き出すクリエイティブな遊びです。子どもの発想力は柔軟です。一緒に作業したり、できたものを見せてもらったりすることで、大人が刺激を受けることもあるでしょう。

    ここでは「お絵描き」「キャンドル作り」「アルバム作り」の3つをピックアップ。注意点も含めて紹介します。

    3-1. お絵描き

    お絵描きは子どもの想像力や観察力、表現力を引き出す遊びです。絵の具や色鉛筆、マーカーなど画材を替えて遊べるので、道具によって変わる表現を楽しめます。

    紙に何かを描くのが難しい場合は、スタンプや塗り絵などを用意するのもよいでしょう。

    タブレット端末を持っている場合は、お絵描きアプリを入れて、クリエイティブな活用につなげるのもおすすめです。例えば、Adobe Frescoなら、無料プランでも豊富な種類のペンツールを使って自由に描画できます。

    有料版では更に多くのブラシツールが使えるようになり、5GB(Adobe FrescoおよびPhotoshop iPad版なら100GB)のクラウドストレージが提供されるため、子どもの要望次第で検討するとよいでしょう。有料版は30日間の試用期間があるので、一度試してみるのもおすすめです。子どもが夢中になるようなら、月額1,078円の有料プランを検討してみてください。

    Adobe Fresco

    3-2. キャンドル作り

    キャンドル作りは、道具や材料を買い揃えるところから楽しめる遊びです。手作りキャンドルに使用できる素材を確認しながら、子どもと相談して選んでください。

    用意するもの

    • 鍋...1つ
    • ボウル...1つ
    • ガラス瓶...1つ
    • キャンドルの芯...1本(100均やホームセンターで販売されている、鉄製スタンド付きの芯がおすすめ)
    • 割り箸...1膳
    • カッターナイフかハサミ...1つ
    • 白いろうそく...3号×4本(目安)
    • 色付け用のクレヨン...適量
    • 飾り付ける場合はドライフラワーや香りづけのアロマオイルなど

    作り方

    まず鍋とボウルを使い、ろうそくを湯煎で溶かして芯を取り出します。やけどの危険があるため、芯の取り出しは大人が行います。クレヨンを細かく削ってろうに溶かし、色を付けます。

    続いて、ガラス瓶に芯を固定します。ガラス瓶の中央にキャンドルの芯を置いてから、瓶の内側に出した芯を割りばしではさみ、落ちないように瓶のふちに橋渡しします。

    瓶のふちに割りばしを橋渡しする

    ガラス瓶にろうを流し入れ、1~2時間ほど放置して固めます。固まったら芯の長さを調整して完成です。

    ろうを流し入れて放置する

    基本の作り方ができたら、水に浮かべる小さなフローティングキャンドルや、アロマオイルで香り付けをするなど、使用時に一層楽しめるものに挑戦するのも楽しいですよ。さまざまなキャンドルを作ることができるので、子どものチャレンジ精神や創作意欲を刺激します。

    実際に火を灯す場合は必ず付き添い、子どもが一人のときは触らないようルールを決め、収納場所に注意しましょう。

    3-3. アルバム作りのお手伝い

    おうち時間を使って、子どもと一緒に思い出を振り返りながらアルバムを作るのもおすすめです。写真や記念品を整理しながら、家族のコミュニケーションを深めるよい機会になりますよ。

    アルバム作り

    手元の写真が多すぎる場合は、デジタル管理に移行するのもおすすめ。スキャナーを使えば、過去のプリント写真も簡単にデータ化できます。 写真をセットする作業を子どもに手伝ってもらえば、一緒に思い出を振り返りながら楽しい時間を過ごせますよ。

    データ化した写真は、スライドショーにしてテレビに映したり、デジタルフォトフレームを活用したりして、家族で楽しみましょう。

    4. 非日常を楽しむ!|スペシャルな遊び

    スペシャルな遊び

    最後に紹介するのは、子どもも大人も楽しいイベント遊びです。「秘密基地遊び」「季節のパーティー」「おうちキャンプ」の3つをご紹介します。

    準備や片付けも含めて楽しんでしまえば、おうち時間でも手軽に非日常感を味わえますよ。

    4-1. 秘密基地遊び

    秘密基地遊びは、成長に伴って子どもが興味を抱きやすい遊びです。シーツやバスタオル、押し入れなど、家の中の空間や素材を用いて秘密基地を作り、隠れて遊びます。

    いつもの空間を自分だけの専用スペースにしようと工夫できるのが、秘密基地遊びの面白さ。小さなサイズのテントやダンボールなどを使って秘密基地を作り、懐中電灯や本、ぬいぐるみなどを持ち込んで過ごすことが多いようです。

    中に入るための合言葉を設定したり、大切なものを基地内に集めたりと遊び方は十人十色。大人も世界観や設定を守りつつ、中を見せてもらったり見守ったりして過ごしましょう。

    4-2. 季節ごとのパーティー

    おうちの中でも季節を感じられる活動として、ハロウィンやクリスマス、誕生日などの季節やイベントに合わせたパーティーを開催するのもおすすめです。イベントに合わせた料理や飾り付けで、親子で非日常感を楽しみましょう。

    季節ごとのパーティー

    子どもの年齢によって料理や飾り付けの難易度を調節しつつ準備をすれば、毎年盛り上がれること間違いなし。子どもが楽しめるのはもちろん、大人にとっても成長を感じられるよい機会となります。

    4-3. おうちでキャンプ

    おうちキャンプとは、文字通りおうちの中でキャンプをして遊ぶこと。室内やベランダ、庭にテントを張り、折り畳みのテーブルやチェアなどのキャンプ用品を用いて空間をレイアウトしてみましょう。家族で役割を決めて準備に取り組むことで、子どもの協調性やコミュニケーション能力の向上も期待できます。

    おうちキャンプ中は、料理もキャンプメニューにしてみたり、灯りをランタンにしてキャンプらしい雰囲気を作ると、より楽しい時間を演出できますよ。

    おうちでキャンプ

    おうちキャンプでは、キャンプ用品を扱うため注意点も多くなります。庭での火の扱いや、テント設置時のケガには十分注意を払いましょう。また、バーベキューなどはご近所への配慮を欠かさないことも大切です。

    5. まとめ

    おうち時間の子どもとの過ごし方・遊び方は、子どもの年齢や成長具合、好みによってさまざまです。体を動かしたい子、探求心がある子、モノ作りが好きな子、イベントが好きな子など、子どもが求める遊びにあわせてサポートしましょう。

    本記事で紹介した遊びも参考にしながら、ぜひ親子で楽しいおうち時間を過ごしてくださいね。

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