2007年8月22日
株式会社PFU
[PRESS RELEASE]
検疫ソフトウェア「iNetSec® Inspection Center」を機能強化
～ リモートアクセス対応による利用範囲拡大とPCセキュリティ監査の運用管理を実現 ～
株式会社PFU（社長：輪島 藤夫、東京本社：川崎市幸区、以下、PFU）は、PFU検疫ネットワークシステムの検疫ソフトウェア「iNetSec® Inspection Center（アイネットセック インスペクションセンター）」の機能強化を行い「iNetSec® Inspection Center V4.0」とし、本日より販売開始いたします。
PFU検疫ネットワークシステムは2004年に販売を開始して以来、ネットワークセキュリティの強化、PCセキュリティ対策の徹底等の目的で、企業や大学、自治体など幅広い分野のお客様にご採用いただいており、累計クライアントライセンス出荷数は20万ライセンスに達します。
今回の機能強化では、従来の社内ネットワーク接続における検疫に加えSSL VPNによる社外からのリモートアクセスに対して検疫の利用範囲を拡大いたしました。また、クライアントPCのセキュリティポリシー対応状況を運用管理者が一元管理するための機能を強化しています。
機能強化の概要
今回の機能強化の主なポイントは、次の通りです。
1. 検疫ネットワーク利用範囲の拡大
「LAN検疫（ゲートウェイ方式、IEEE802.1X認証VLAN方式など）」に加え新たに、「リモートアクセス検疫（SSL VPN方式）」に対応します。F5ネットワークスのSSL VPNアプライアンス製品「FirePass®」のWEBブラウザをベースとするSSL VPN機能とのシームレスな連携を可能とし、リモートアクセス環境(SSL VPN)における、WEBブラウザベースの検疫を実現します。
2. PCセキュリティ監査の運用管理機能を強化
MACアドレス、IPアドレスに加え、新たにコンピュータ名の収集・記録に対応します。これにより検査対象PCの個体識別性が高まり、運用管理者は「何時、どのPCが、どういうセキュリティ対策状況であった」という情報を一元管理しレポーティングできるようになります。
また、ネットワーク的な隔離などを行わず「セキュリティ検査のみ行う」モードや「警告表示のみ行う」運用を可能とします。これにより、ネットワーク機器との連携を行わないPCセキュリティ監査専用システムを安価に実現できます。
3. その他の機能強化
サポートOSの追加
クライアントPCのサポートOSとして「Windows Vista」を追加します
サーバのサポートOSとして「Red Hat Enterprise Linux 5」を追加します
サポートウイルス対策ソフトの追加
検査対象ウイルス対策ソフトとして以下の製品を新規にサポートします。
F-Secure® アンチウイルス、インターネットセキュリティ
ソースネクスト ウイルスセキュリティZERO
商品構成
価格例
100クライアント規模での価格例（SSL VPN方式の場合）。
システム： 333万円(税別)～
検疫ソフトウェア「iNetSec® Inspection Center V4.0」と「FirePass®」
運用サービス：111万円(税別)／年間～
「検疫辞書配付サービス」、「Q&A」、「iNetSec無償レベルアップ権」 （ハードウェア保守は含まず）
出荷開始予定
2007年8月31日
販売目標
今後1年間で20万クライアントライセンス
ホームページ（商品の詳細について）
「PFU検疫ネットワークシステム」紹介ページ https://www.pfu.fujitsu.com/inetsec/
商標について
- 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
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