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情報KIOSKソリューション
名古屋鉄道株式会社様

クレジットカード/交通系ICカードのポイントサービスを統合
利便性の高いサービスの実現にMEDIASTAFFが寄与

名古屋鉄道株式会社では、名鉄グループクレジットカード「MEITETSU μ's Card」(名鉄ミューズカード)の発行を開始した。このカードには定期券購入や交通系ICカード「manaca」(マナカ)のポイントサービスとの統合など、鉄道事業者ならではの特長が備わっている。同社ではこの強みを最大限に活かすべく、PFUの情報KIOSK「MEDIASTAFF」も新たに導入。クレジットカードや独自ポイント「μstar(ミュースター)ポイント」からmanacaへのチャージを手軽に行える環境を実現し、顧客サービス向上に役立てている。

名鉄グループクレジットカード「MEITETSU μ's Card」の発行を開始

2014年に創業120周年を迎えた名古屋鉄道。数ある日本の私鉄の中でもトップ3にランキングされる営業路線長を誇る同社では、地域の生活や経済を支える重要な役割を長年にわたり果たし続けてきた。また、バス、タクシーなどの交通系事業をはじめ、ホテル、百貨店、旅行・レジャー、不動産、物流など、幅広いビジネスをグループ全体で展開。「豊かな生活を実現する事業を通じて、地域から愛される"信頼のトップブランド"をめざします」の経営理念の下、さらなる飛躍を遂げようとしている。

その同社において今回実施されたのが、名鉄グループクレジットカード「MEITETSU μ's Card」の発行だ。同社 グループ統括本部 事業推進部 販売促進担当 課長 寺田 博氏は「従来はグループ各社がそれぞれクレジットカードを発行しており、ポイントサービスなども個別に展開していました。これを集約することで、地域のお客様により魅力あるサービスをご提供していきたいと考えたのです」と語る。

「MEDIASTAFF TMモデル」を導入し駅や商業施設でのチャージを実現

「μstarポイント」のメリットは「貯まりやすく、使いやすい」という点にある。MEITETSU μ's Cardの利用金額に応じて基本ポイントが貯まるほか、μ's Cardポイント優遇店ならさらにポイントが付与される。また、対象のmanacaをMEITETSU μ's Cardにジョイント登録すると、駅ナカ売店・コンビニ等の「μstar manaca加盟店」で買い物をした場合にもポイントが付与される。クレジットカードでも交通系ICカードのどちらでもポイントが貯まるというのは、利用者にとって非常に嬉しい点といえるだろう。

しかもこうして貯めた「μstarポイント」を、1ポイント1円としてmanacaにチャージして利用することもできる。以前の電子マネーポイントサービス「名鉄たまルン」でもチャージは可能であったが、1000ポイント単位での利用となっていた。しかし新サービス「μstarポイント」ではこれを500ポイントに引き下げると同時に、100ポイント単位でのチャージが可能になっている。

さらに注目されるのが、こうしたポイントチャージなどの手続きを行うための端末として、PFUの情報KIOSK「MEDIASTAFF TMモデル」を新たに導入した点だ。同社 グループ統括本部 事業推進部 IT推進担当 チーフ 成瀬 友晃氏は、その背景を「従来の仕組みでチャージを行うには、まずWebサイトでチャージ券申請の手続きを行って頂き、郵送した紙のチャージ券を駅にご持参頂く必要がありました。これでは時間も手間も掛かってしまいますので、KIOSK端末を利用して手軽にチャージできる環境を実現したかったのです」と説明する。

とはいえ、鉄道会社は社会インフラの一端を担う重要な企業。新サービスを支えるKIOSK端末にも、高い信頼性・安定性や柔軟さが求められた。そこで名鉄グループのIT企業であるメイテツコムも加えて、様々な製品の比較検討を実施。メイテツコムの開発リーダーを務めた鹿末 恵護氏は「今回候補に挙がった製品の中でも、MEDIASTAFFは市場での実績が最も豊富であり、専用ミドルウェアなどの開発環境も整備されています。また、商業施設にもマッチするデザイン性の高さ、カスタマイズへの柔軟な対応などの点も考慮し、MEDIASTAFFがベストとの結論になりました」と語る。

顧客の利便性を大幅に向上 新規サービスへの活用も検討

「μstar station」(ミュースターステーション)と名付けられたμstar会員専用端末は、名鉄名古屋駅をはじめとする主要駅7駅に設置。その他に名鉄百貨店本館・メンズ館・一宮店や中部国際空港セントレアなどの商業施設内にも設置されている。

なお、後者については拡張スタンドタイプの自立型筐体をそのまま利用しているが、前者については券売機スペースへの組み込みという、業界でも他に類を見ない設置方法を一部採用している。利用者の目に付きやすい場所に設置することで利用機会を拡大すると同時に、券売機スペースの有効活用も図っているのだ。

また、チャージ処理などを行っている最中にmanacaを抜かれてしまわないよう、カードリーダの挿入口にシャッターを設けるといった配慮も盛り込まれている。ちなみに、KIOSK端末に交通系ICカードリーダを組み込むのも、業界初の試みだ。

名古屋鉄道株式会社
グループ統括本部
事業推進部
販売促進担当
課長

寺田 博氏

名古屋鉄道株式会社
グループ統括本部
事業推進部
IT推進担当
チーフ

成瀬 友晃氏

名古屋鉄道株式会社
グループ統括本部
事業推進部
IT推進担当

森 考啓氏

株式会社メイテツコム
事業統括本部
社会情報ソリューション部
第4担当
リーダー

鹿末 恵護氏

同社 グループ統括本部 事業推進部 IT推進担当 森 考啓氏は「毎日多くの方々が行き交う駅構内に設置するわけですから、どなたでも直感的に使える端末であることが重要です。駅員の業務負担を増やすようなことも許されませんので、画面のデザインやメニュー構成など、使いやすさにはとことんこだわりました」と語る。また、成瀬氏も「券売機スペースに券売機以外の機器を組み込むのも初めてでしたので、設置にあたってはいろいろ苦労もありました。しかしPFUとメイテツコムのサポートのおかげで、無事狙い通りのシステムが実現できました」と続ける。

「MEITETSU μ's Card」や「μstarポイント」でのmanacaへのチャージ、「μstarポイント」の残高照会、提携先ポイントへの交換などの手続きが簡単に行えるとあって、利用者からの評判も上々。設置以来、利用件数は増加の一途を辿っている。「manacaチャージの上限金額をワンタッチでクレジットチャージできる"満タンチャージ"というメニューも盛り込んだのですが、こちらも交通機関を頻繁に利用される営業職の方々などに好評です。MEDIASTAFFにはQRコードリーダやクーポン発券などの機能も備わっていますので、今後はこうしたものも活用して、お客様により付加価値の高いサービスをご提供していきたい」と寺田氏は抱負を語る。同社の顧客サービス戦略の一端を、今後もMEDIASTAFFが担い続けていくのである。

企業概要(平成25年3月31日現在)

名称 名古屋鉄道株式会社
本社 愛知県名古屋市中村区名駅1-2-4
創業 1894年6月25日
資本金 841億8552万円
URL http://top.meitetsu.co.jp/
事業概要 名古屋を中心に愛知・岐阜両県下に444.2kmの鉄道路線を有する大手私鉄。基幹事業である鉄道事業並びに開発事業を手がけるほか、交通、運送、不動産、レジャー・サービス、流通など、幅広い領域にわたるビジネスをグループ全体で展開している。