MEDIASTAFF
福岡ソフトバンクホークスマーケティング様
ケータイやパソコンでのチケット購入を実現
ファンサービス向上に貢献する「MEDIASTAFF」
福岡ソフトバンクホークスマーケティング株式会社様(以下、福岡ソフトバンクホークスマーケティング)では、プロ野球観戦の楽しさを拡げる様々な取り組みを実施している。
その一つが、2006年シーズンより本格的に導入された「ホークスチケットレスサービス」だ。手持ちのケータイやパソコンを利用して、手軽にチケットを予 約・購入することが可能。チケット発券/ポイント端末にはPFUの「MEDIASTAFF」を採用し、ファンサービス向上に役立てている。
先端ITを積極的に活用し画期的なサービスを次々と展開
日本球界を代表する強豪球団として知られる福岡ソフトバンクホークス。本拠地である「福岡 Yahoo! JAPANドーム」(以下、ヤフードーム)には、連日数多くのファンが詰め掛けている。この福岡ソフトバンクホークスの活動を、営業・マーケティング面から支援しているのが、福岡ソフトバンクホークスマーケティングだ。同社では球団のプロモーション活動やヤフードームの運営など、幅広い領域にわたる業務を手がけている。「ソフトバンクグループの企業であるメリットを活かし、今までの枠にとらわれないサービスを提供していきたい」こう語るのは、IT戦略課の和田 凡央ディレクターだ。その言葉が示す通り、同社ではITを活用した革新的なサービスを次々と展開している。
もっとも、だからといって「まずITありき」ではないと和田氏は強調する。「私自身もプロ野球ファンですから、ファンの皆様に喜んで頂くことを最重要視しています。いくら技術的に優れていても、お客様にとって使いにくいサービスは採用しません。特にホークスは地元に愛され続けてきた球団なので、地域の方々と一緒に盛り上がっていきたいですね」(和田氏)。
チケットレスサービスに「MEDIASTAFF」を活用
新たな試みに次々とチャレンジしてきた同社だが、2005年よりまた一つ画期的なサービスを開始した。ホークス戦のチケットがオンラインで購入できる「ホークスチケットレスサービス」がそれである。2005年8月から開始された実証サービスでは、NTTドコモのiモードFeliCa対応ケータイを利 用し、専用のiアプリとクレジットカードを使って空席確認や座席購入が行える仕組みを構築した。
チケットの発券はヤフードームに設置した情報キオスク端末で行うが、ここに採用されたのがPFUの「MEDIASTAFF」である。和田氏はその理由を「いろいろな情報キオスク端末 を検討したのですが、対応するリーダ/ライタの種類が限られる、筐体が大きすぎるなど、なかなか要件に合うものがなかった。その点MEDIASTAFF は、必要なリーダ装置を全て筐体内に搭載できるなど、要件をすべて満たしている上、市場での実績も豊富です。そこで早速採用を決めました」と説明する。
実 際のシステム構築を担当したのは、同じくソフトバンクグループでモバイルを用いたSI企業であるリアライズ・モバイル・コミュニケーションズである。「当 社が培ってきたモバイル系技術とMEDIASTAFFを組みあわせることで、使いやすく高信頼なサービスを目指しました」と勝本氏。檀上氏も 「MEDIASTAFFは開発環境が充実している上、動作も非常に安定しています。そのため、短期での構築でも非常に安心して開発ができましたね」と続ける。
ケータイを使ったサービスの場合、入場手続きを完全にケータイだけで行う方法も考えられる。しかし今回はあえて紙チケットの発券にこだわった。それは「座席を探す時には紙チケットがあったほうが便利だし、他の人が席を間違えて座っている場合もすぐに確認できる」(和田氏) との理由からである。

福岡ソフトバンク
ホークスマーケティング株式会社
営業企画統括部
IT戦略部 IT戦略課 ディレクター
和田 凡央氏

リアライズ・モバイル・
コミュニケーションズ株式会社
ソリューション事業部 事業部長
勝本 淳之氏

リアライズ・モバイル・
コミュニケーションズ株式会社
システムデザイン事業部
事業部長
檀上 周介氏
ポイント専用端末も新たに導入 さらなるファンサービス向上を目指す
手持ちのケータイで手軽にチケットが購入できる利便性が評価され、サービスを利用するユーザーの数も次第に増加。そこで同社では、2006年シーズンの開幕と同時に本サービスの提供を開始した。
本サービスで改善された点としては、まずパソコンからもチケット購入が行えるようになった点が挙げられる。この場合は、購入時に画面に表示される受付番号をMEDIASTAFFに入力することでチケット発券を行う。ちなみに複数枚のチケットを購入した場合は一括して発券されるため、家族や友人と一緒に観戦する場合も全員で並んだりする必要はない。
またチケット発券に加えて、ホークスの公式ファンクラブである「クラブホークス」のポイント付与も新たに行えるようになった。以前は係員が手作業でポイントを付与していたため、窓口には受付待ちの長い列ができていたという。「しかし球場 内にポイント付与用のMEDIASTAFFを配置することで、お客様にお待ち頂く必要がなくなりました」と和田氏。さらに観戦した試合で連勝・連敗が続いた場合はボーナスポイントが加算されるなど、ユニークな試みも追加されている。
ヤフードームでは、現在チケット発券用・ポイ ント加算用合わせて9台のMEDIASTAFFが稼働。ホークスのチームカラーである『レボリューションイエロー』にカラーリングされ、強い存在感を発揮 している。和田氏は「MEDIASTAFFは動作が高速な点も気に入っています。特にFeliCaだとケータイをかざして数秒でチケットが発券されますの で、その速さに驚かれるお客様もいらっしゃいますよ」と満足げに語る。
シーズン中はシステムを連続稼働させるため、構築・改 修作業はシーズンオフの限られた期間内に行う必要がある。今回のプロジェクトにおいても、構築期間は実証サービスで約1ヶ月、本サービスで約2ヶ月程度しかなかった。その点MEDIASTAFFは開発環境が整っているため、こうした短期構築を実現する上でも大きく貢献したとのことだ。
「今後も引き続きシステムの改善に取り組み、お客様に喜ばれるサービスを提供していきたい」と抱負を語る和田氏。MEDIASTAFFが活躍する場面も、さらに増えていきそうだ。
企業概要
| 社名 | 福岡ソフトバンクホークスマーケティング株式会社 |
|---|---|
| 本社 | 福岡県福岡市中央区地行浜2丁目2番2号 |
| 設立 | 2005年1月 |
| URL | |
| 事業概要 | 福岡Yahoo! Japanドームをはじめとするスポーツ施設の管理のほか、プロ野球興業の運営、各種メディアを利用した映像・音声・データ等のコンテンツ配信サービスなどを手がける。 |
| 社名 | リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社 |
|---|---|
| 本社 | 東京都港区赤坂4-13-13 |
| 設立 | 2000年5月 |
| URL | |
| 事業概要 | インターネットコンテンツの企画・制作・配信および各種業務システムの設計・構築を手がける。モバイル分野に特化したビジネスを行っており、多彩なソリューション群を提供している。 |