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IT機器管理アプライアンス iNetSec Smart Finder
独立行政法人国立病院機構 嬉野医療センター様

ネットワーク内の端末をiNetSec Smart Finderで完全把握
医師の持込み端末の運用を支援

嬉野医療センター様は、医師やスタッフがインターネットを経由して外部とのやり取りを行う「情報系ネットワーク」で持込み端末の利用を許可している。エージェントレスでネットワーク内の端末を完全把握できるiNetSec Smart Finderにより、許可した端末と未許可端末をしっかり識別し、管理者の負荷をかけずに、院内のセキュリティ対策を実現。




地域医療の向上に寄与し、人にやさしく信頼される病院をめざして

嬉野医療センター様は、平成16年国立病院・療養所の独立行政法人化に伴い、国立嬉野病院から国立病院機構嬉野医療センターに組織替えし再スタートをきった。病院の基本理念には、信頼と心のゆとりを掲げ、医療の質の向上と安全で安心できる医療の提供、健全な経営基盤作りを運営目標としている。

診療面では地域医療支援病院、がん診療連携拠点病院、小児救急拠点病院、赤ちゃんにやさしい病院(BFH)の指定を受け、平成23年にはヘリポートを備えた救命救急センターを設置し、佐賀県南西部における急性期型地域中核病院として発展してきた。教育面では基幹型臨床研修病院としての医師養成、佐賀・長崎両県で唯一の国立病院機構附属看護学校として看護師養成を担い、広い視野と見識を持った医療人の育成に取り組んでいる。研究面でも臨床研究部を擁し、新薬開発のための治験やEBM推進のための臨床研究に実績を残している。


利用者に任せる運用ルールの徹底に限界

嬉野医療センター様では、医療情報管理室のスタッフ3名により、電子カルテはもちろん、タブレット端末によるペーパーレス会議など、積極的なIT活用で快適な院内ネットワーク環境の提供に努めている。ペーパーレス会議では、会議用の資料を期限付きデータとしてクラウド上に配置し、会議の参加者は、必要に応じてタブレット端末から閲覧できるしくみになっている。しかし、医療現場のIT化が進み、システムの高度化や管理端末が増加することで、医療情報管理室スタッフのネットワーク管理負荷が増加することが課題になっていた。


私物端末利用による利便性向上と、管理者による端末管理負荷のバランスが課題


医療情報管理室 係員
白熊 真紀様

嬉野医療センター様の院内ネットワークは、大きく分けると、情報系ネットワーク、電子カルテ系ネットワークの2つ。情報系ネットワークはインターネットへ接続されており、主に医師や他のスタッフが、メールなど外部とのやり取りに利用する。このネットワークでは、事前申請により、私物の端末を利用でき、病院間の移動が多い医師は使い慣れた端末を使用することができる。電子カルテ系ネットワークは、院内に閉じたネットワークの環境となっており、個人情報などの機微情報が、外部へ漏洩しないように対策されている。

これらのネットワークの中で、最も管理負荷が高いのは、持込み端末の接続を許可している情報系ネットワークの管理である。情報系ネットワークには、常時280台余りの端末が接続されており、医療情報管理室の白熊様が1人で管理を担当している。このネットワークの管理で重要なのは、接続を許可する端末と、許可していない端末をしっかりと管理することである。

嬉野医療センター様は、この課題を解決するために情報系ネットワークは、1人1端末1IPアドレス制の固定IPアドレス運用とし、利用の申請があった端末は、医療情報管理室のスタッフが直接確認してからIPアドレスの払い出しを行う運用としていた。しかし、一度IPアドレスを払い出してしまってからは、利用者に任せた運用となる。「運用ルールでは、1人1端末1IPアドレス制としていますが、実際は、1つのIPアドレスを複数の端末で使い回していたり、勝手にIPアドレスを設定し、他の端末のIPアドレスと重複してしまうトラブルが起こるなど、ルールを守っていない利用者も見受けられました。利用者に任せる運用ルールでは、管理者が実態を把握できない部分がたくさんありました」(白熊様)。そこで、これらの運用を徹底するため、不正接続を防止するシステムの導入が検討されることとなった。


ネットワークへの接続機器の情報を常に把握でき、迅速な対応を実現


院内のネットワーク構成


利用者が新規接続した場合に表示される
ネットワーク遮断画面

嬉野医療センター様は、はじめにスイッチと連携し、不正接続を防止する製品を導入した。しかし、日々の運用を続けるうちに、管理者が管理用ツールを起動しないと、新しくネットワークへ接続された機を把握することができなかったり、管理用ツールの操作画面が分かりづらいなど、導入した製品に使いづらさを感じるようになった。そこで、日々の運用性と操作画面の分かりやすさを観点とし、製品の再選定を行うこととした。

日々の運用性が良いiNetSec Smart Finderを採用

製品選定の中で、iNetSec Smart Finderの操作画面のわかりやすさと、接続機器の検知がリアルタイムで把握できる機能が決め手となり採用に至った。利用者が新しくネットワークへ端末を接続した場合は、ブラウザを起動すると「ネットワーク遮断画面」が表示され、「情報管理室へ利用の申請が必要である」事が通知される。同時に、医療情報管理室のスタッフにも、接続機器検知のメールが送られるため、常に最新の接続情報を把握することができ、迅速な対応につなげられる。

日々の管理負荷を大幅に削減し、使いやすさにも大満足


医療情報管理専門職
浦川 博樹様

接続機器の検出やIPアドレスの変更があると、リアルタイムでメール通知されるため、管理者側は通知がない間は安心して他の作業ができる。また、通知されるメールには、端末を検知したセンサー名や検知した端末のIPアドレス、MACアドレスなどの情報も書かれており、iNetSec Smart Finderの管理者用ツールは必要最低限しか起動していないという。

「不正接続を防止するという効果の他には、利用者のセキュリティ意識が向上したという別の効果もありました。ネットワークに機器を接続すると、iNetSec Smart Finderの遮断画面が強制的に表示されるため、接続後も勝手に機器の設定を変更する利用者がいなくなりましたね」(浦川様)。

iNetSec Smart Finderの導入により、医療情報管理室のスタッフにかかる運用負荷を大幅に削減することができたため、今後は、更なる院内ネットワークの環境向上につなげていきたいという。


病院概要

名称 独立行政法人国立病院機構 嬉野医療センター
所在地 〒843-0393 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿丙2436
開設
1945年12月 嬉野海軍病院より国立嬉野病院として発足
2004年 4月 独立行政法人国立病院機構 嬉野医療センターに改名
院長 古賀 満明
病床数 424床
総職員数 673名(2012年8月1日現在)
URL http://www.uresino.go.jp/
指定
医療機関
腎臓内科・神経内科・呼吸器内科・消化器内科・循環器内科・リウマチ科・小児科・救急科・外科・整形外科・脳神経外科・心臓血管外科・皮膚科・泌尿器科・産婦人科・眼科・耳鼻いんこう科・リハビリテーション科・放射線科・麻酔科・病理診断科

「IT機器管理アプライアンス iNetSec Smart Finder」のご紹介はこちら
http://www.pfu.fujitsu.com/inetsec/products/sf/