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ネットワークセキュリティソリューション
学校法人 光華女子学園様

「iNetSec Intra Wall」を導入しネットワークの内部対策を実現

京都市に本拠を置く学校法人 光華女子学園では、情報セキュリティの強化を下支えする内部対策システムを新たに構築した。システムの中核にはPFUのネットワークセキュリティ製品「iNetSec Intra Wall」を採用。ネットワーク内部に侵入した脅威にいち早く対処すると同時に、学内で稼動する各種端末やアプリケーションを可視化することにより、多額の導入コストや運用負担を伴うことなく、安心・安全な環境を実現することに成功している。




学内情報セキュリティのさらなる強化に挑む

日本を代表する歴史と伝統の街として、世界中にその名を知られる京都市。この地において、仏教精神に基づく女子教育の実践に取り組んでいるのが光華女子学園である。校名である「光華」は、経典「仏説観無量寿経」の一節「其光如華又似星月」(その光、華の如し。また星月に似たり)に由来するもの。また、校訓として掲げられた「真実心」は、他者を思いやる仏の慈悲の心を表している。こうした理念を教育の根幹に据えることで、幅広い教養と豊かな人間性を身に付けた女性を世に送り出すことを目指しているのだ。

また、その一方で、近代的な教育環境の整備に力を入れているのも同学園の大きな特長である。情報システム部の藤原 加織氏は「最近ではアクティブラーニングや学外でのデジタルコンテンツ活用など、教育現場でICTが利用される場面も大きく広がっています。当部門でも先生方と協力しながら、学内の情報化や各種業務システムの構築・運用を進めています」と説明する。

こうした中、大きな課題となっていたのが、学内情報セキュリティのさらなる強化である。情報システム部の正木 文統氏は「ファイアウォールやウイルス対策ソフトの導入など、これまでも一通りの対策は講じてきました。しかし、新たな脅威にも確実に対抗していくためには、より一層の改善を図る必要があったのです」と明かす。


ネットワークの内部対策にiNetSec Intra Wallを活用

同学園は幼稚園から大学院までを擁する総合学園であるため、学内のネットワークをいくつかのセグメントに分けて運用している。また、大学教員の研究・教育用領域などの一部セグメントについては、ある程度運用も現場に委任している。「このため、もしネットワーク内部で不審な通信が発生したとしても、情シス部門側で完全に状況を把握することができなかったのです。最近では標的型サイバー攻撃などの被害も深刻になっていますので、こうした部分についても何か手を打っておく必要がありました」と藤原氏は語る。

従来のようなネットワークの境界とエンドポイントの対策だけでは、学生や教職員の安全を守り切ることはもはや困難。そう考えた同学園では、ネットワークの内部対策強化に向けた取り組みに着手。そのためのソリューションとして選ばれたのが、PFUのネットワークセキュリティ製品「iNecSec Intra Wall」である。

正木氏は製品選択のポイントを「内部対策の強化を図っていく上では、様々な脅威をきちんと検出できる機能を備えた製品であることが望ましい。その点、iNetSec Intra Wallには『ふるまい検知』などの高度なマルウェア対策機能が備わっており、効果的に内部対策を行うことができます」と語る。もちろん、いくら高度な機能を備えた製品でも、導入・運用コストがあまりに高額になるようでは投資対効果が悪くなってしまう。同学園では、標的型攻撃対策製品をいくつか候補に挙げて綿密な比較検討も実施したが、そこでも運用面がネックとなるものが多かったという。正木氏は「デバイスやアプリケーションの可視化機能により運用がしやすく、コストと機能のバランスにおいて、一番優れていたのがiNetSec Intra Wallだったのです」と続ける。


大量の機器群を迅速に可視化 優れた操作性にも高評価

実導入に先立って実施された検証作業でも、iNetSec Intra Wallの運用性が十分に確認できたとのこと。正木氏は「学内では学校からの配付PCの他に、各研究室で個別調達されたPCなども稼動しています。このため、以前は接続端末の棚卸しをするのも一苦労でしたが、iNetSec Intra Wallはネットワークにつながっているデバイス群を強制的に洗い出してくれますので、手間をかけることなく可視化が行えました」と語る。

また、ユーザーインターフェースの使いやすさも高く評価。正木氏は「どの画面で何を設定すれば良いのか迷うような製品も多い中、iNetSec Intra Wallは各種の操作を直感的に行えます。設定や運用の見直しが簡単に行えるということは、新たな脅威にスピーディに対応していく上でも役立ちます」と続ける。

さらにもう一つのポイントが、既存環境との親和性の高さだ。藤原氏は「ネットワークの工事や改修などが必要になると、それだけ管理者側の作業負担も重くなってしまう。その点、iNetSec Intra Wallは、ケーブルをつなぎ変える程度の簡単な作業で導入できますから、工数が増えて困るようなこともありませんでしたね」と語る。

現在は1台のiNetSec Intra Wallで10セグメント分のネットワーク環境をカバー。教職員用PC 800台、学生用端末620台と合計1500台近いクライアントの安全を守り続けている。ちなみに、iNetSec IntraWallは、禁止アプリケーション利用端末などの接続を即座に遮断することもできるが、同学園では授業の進行に支障が出ないよう監視モードで運用。アラートが通知された場合には管理者からユーザーに連絡し、端末を回収して初期化するようにしているとのことだ。

学校法人 光華女子学園
情報システム部

藤原 加織 氏

学校法人 光華女子学園
情報システム部

正木 文統 氏

不正なP2P通信の検知に成功 今後も積極的な活用を推進

こうしてネットワークの内部対策を無事実現した同学園だが、実際に脅威による被害を未然に防止した事例もあるという。正木氏は「たとえば以前、Skypeに偽装して海外への接続を試みたP2P類似通信を検知したことがあります。これは完全に不正通信なので即座に対処しましたが、ファイアウォールでもエンドポイントでも検知できなかったので大変助かりました」と振り返る。従来はこうした怪しい動きを、各種のログを分析してチェックしていたが、現在ではその工数も削減できたとのこと。セキュリティ運用の効率化にも大きく役立っているのである。

このような成果を踏まえて、同学園では今後もiNetSec Intra Wallの活用を積極的に推進していく考えだ。「今後のセキュリティ対策の参考にするために、iNetSec Intra Wallで収集したMACアドレス情報を用いて、学内で使われている機器のメーカーリストなども作る予定です。ユーザーに意識させることなく安全な環境を提供することが我々の使命ですから、今後も継続的な環境改善に努めていきたいですね」と正木氏。藤原氏も「セキュリティの分野は非常に移り変わりが早いので、PFUの支援にも大いに期待しています」と語った。


お客様概要

名称 学校法人 光華女子学園
所在地 京都市右京区西京極野田町39
設立 1939年9月15日
公式HP http://gakuen.koka.ac.jp/
大学概要 「仏教精神に基づく女子教育の場の実現」を目的として設立された真宗大谷派の宗門関係学園。現在では幼稚園から小中高校、女子大学・短期大学、大学院に至るまで幅広く教育機関を展開。これからの時代を担う自立した女性の教育・育成に努めている。

「標的型サイバー攻撃の振る舞いを検知 iNetSec Intra Wall」のご紹介はこちら
http://www.pfu.fujitsu.com/inetsec/products/iw/

iNetSecに関するお問い合わせ