お客様各位
2018年1月9日更新
株式会社PFU
無線LAN(Wi-Fi)の暗号化技術「WPA2」の脆弱性について
平素は、当社ならびに当社製品に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
無線LAN(Wi-Fi)の暗号化規格であるWPA2において、脆弱性(KRACKs)が存在することが公開されております。
本脆弱性は、クライアント(無線LAN機能をもつ機器)とアクセスポイント(無線ルータなど)の間の無線LAN通信を、攻撃者が意図的に傍受した場合に利用される可能性があるものです。このため、クライアントおよびアクセスポイントからの無線LAN電波が届かない場所や、インターネットなどを介して、本脆弱性を利用した攻撃を受けることはありません。
現時点で当社製品に対する被害の報告はありませんが、より安心して製品をお使いいただくため、本脆弱性への回避方法を以下の通りご案内いたします。
1.対象製品
ScanSnap iX500、ScanSnap iX500 SanSan Edition、
ScanSnap Evernote Edition、ScanSnap iX100
2.回避方法
- USB接続で利用する。
- ダイレクト接続モードで利用する。(ScanSnap iX500 SanSan Edition、ScanSnap iX100)
※設定方法の詳細はマニュアル、ヘルプをご覧ください。
※PCやスマートフォンなど、接続先機器の脆弱性対応も併せて実施してください。対応方法につきましては各メーカーにお問い合せください。
以上