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留意事項

販売終了製品

DynaEye Proを使用する上での留意事項をお知らせします。

(注意) [ ]内は発生世代を示します。版数がわからない場合は、DynaEye Proを起動し、[ヘルプ]メニューから[バージョン情報...]を実行して、バージョン情報ダイアログを開いて確認してください。



fi-4110CUをコンポーネントキットからTWAIN画面非表示にして利用できない

対象となる製品/版数

DynaEye Pro V3.0L10(アップデートパックU001)

現象

DynaEyeコンポーネントキットのスキャナコントロールにおいて、スキャナ「fi-4110CU」をTWAIN ダイアログ非表示のモードで使おうとすると、メソッドがエラーになる。

要因

このスキャナ(fi-4110CU)は、DynaEye V3.0L10出荷後の機種のため、DynaEyeコンポーネントキットでは、TWAIN ダイアログ非表示は未対応でした。

対処方法

以下の設定ファイルを適用することにより、利用可能になります。
(注意)必ずDynaEye ProあるいはDynaEye Proを利用したアプリケーションを終了してから作業するようにしてください。

  1. 以下をクリックして、ファイルを作業用フォルダにダウンロードします。
    dyna2-fix02.exe (自己解凍形式 25KB)
  2. 作業用のフォルダでダウンロードしたファイルを解凍してください(エクスプローラ上でダブルクリックすると解凍されます)。
    同じフォルダに、SCNCNTL_PATCH.regが作成されます。
  3. このファイルを実行して、設定を読み込んでください(同様にエクスプローラ上でダブルクリックすると設定されます)。

fi-4210C/4110Cを使用時にコンポーネントキットのスキャナコントロールがエラーになる

対象となる製品/版数

DynaEye Pro V3.0L10

現象

fi-4210C/4110Cを使用時に、コンポーネントキットのスキャナコントロールがエラーになる。

要因

fi-4210C/4110Cの最新ドライバ(V8.6/V9.6以上)を使用したため。

対処方法

fiシリーズ イメージスキャナのFAQのページも参照ください。そちらの旧版のドライバ(V2.1)をダウンロードして、ご使用ください。

知識辞書編集で個人辞書や氏名辞書を開けない

対象となる製品/版数

DynaEye Pro V3.0L10

現象

知識辞書編集で個人辞書ファイルや氏名辞書ファイルを開こうとすると、「ファイルが見つかりません」と出て処理ができない。

要因

知識処理編集で使用する一時ファイルのパス中に日本語が含まれている場合、上記の現象が発生する。
Windows2000では一時ファイルのパス中にユーザ名が含まれるため、ログオンユーザ名が日本語のとき (例えば、ダイナアイ)このような現象となる。

対処方法

  • 日本語でないユーザ名(例えば、DynaEye)でログインしてやりなおす。
    あるいは、
  • 環境変数に設定されている一時ファイルのパス名を日本語を含まないものに変更する。
    例えばWindows2000の場合、[コントロールパネル] - [システム] - [詳細]タブ - [環境変数]ボタン-[編集]を実行して、ユーザ環境変数の TEMP と TMP を、
    旧 %USERPROFILE%Local Settings¥Temp
    新 c:¥work¥temp
    のように%USERPROFILE%や日本語を含まないように変更する。
    そして、環境変数の TEMP と TMP に指定したフォルダ c:¥work¥temp をエクスプローラ等で作成する。

知識辞書編集あるいは書式定義の一覧表示が起動できない

対象となる製品/版数

DynaEye Pro V3.0L10

現象

プログラムメニューの「DynaEye」の「知識辞書編集」を起動しても動作しない。 あるいは、書式定義の「ファイル」メニューの「一覧表示」を起動しても動作しない。

要因

DynaEye Pro V3.0を日本語フォルダ(例えばc:¥ダイナアイ)にインストールした。上記のプログラムには、日本語フォルダでは動作しないモジュールが含まれていたため。

対処方法

DynaEye Pro V3.0を日本語フォルダ以外(例えばc:¥DynaEye)にインストールし直してください。

DynaEye部品を使用したドロップアウトカラー認識が正常に行なわれない

対象となる製品/版数

DynaEye Pro V3.0L10

現象

DynaEye Pro V2.0からV3.0L10へバージョンアップした時に、DynaEyeスキャナ読取り部品で入力したドロップアウトカラー帳票のイメージを帳票認識すると、 帳票イメージが上下反転して認識され、正常な認識結果が得られません。

要因

DynaEye Pro V3.0より、DynaEyeスキャナ読取り部品の設定ファイルにキーとして、"ocrmode"(黒背景の指定)が追加されました。"ocrmode=1"を明示的に設定しないとスキャナからのイメージ読取りの際に黒背景が付かないため、上記の現象が発生します。

対処方法

DynaEyeスキャナ読取り部品に対する設定ファイルのキーとして、"ocrmode=1"を追加してください。