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DynaEyeコンポーネントキット

販売終了製品

DynaEyeコンポーネントキットは、以下に示すOCR機能を持ったActiveXコントロール集を提供しています。(V2.0L20より)

これらのコントロールを組合せることで、OCRアプリケーションの開発、パッケージソフトウェア等へのOCR機能の組み込みが容易に実現できます。

DynaEyeコンポーネントキットの特長

高機能ソフトウェアOCR

  • DynaEyeの高機能帳票認識エンジンと、周辺機能をActiveXコントロールで提供(DynaEyeの帳票認識機能をフルに利用可能)。
  • 手書き英数字から、活字、マーク、手書き日本語まで高精度に認識。本格的な業務ニーズに対応。
  • 専用帳票不要。パソコン、ワープロでの帳票作成が可能。

さまざまなユーザニーズに適合する多機能コントロール

  • 修正画面コントロール群の組合せで、独自の修正画面を容易に構築。
  • ポップアップ・イメージ、イメージカーソルの連動、エラー文字の表示色変更など、OCR修正に最適化した機能を提供。

開発効率の向上

  • Visual Basic対応のActiveXコントロールで、効率的な開発を実現。
  • 帳票書式の定義は、帳票イメージを背景に直観的な操作ビューで行なえ、専門知識不要。

DynaEyeコンポーネントキットの機能

スキャナコントロール

TWAINを制御してスキャナ入力を行います。イメージの出力形式はTIFF形式で、マルチページ/シングルページのいずれでも可能です。
用紙サイズや解像度・読み取り濃度等のパラメーターを設定することで、TWAINダイアログを表示させずに読み取ることができます (富士通fiシリーズイメージスキャナのみ対応)。

文字認識コントロール

帳票イメージデータ・ファイル(TIFFまたはBMP)を書式定義に基づいて、帳票認識を実行します。

修正画面関連コントロール群

認識結果管理コントロール

1ページ分のイメージデータと認識結果データを管理します。
文字修正、マーク修正、イメージ表示コントロールと連携して修正画面を構成します。

文字修正コントロール

認識結果管理コントロールに設定された(文字項目)認識結果データを、フィールド単位に画面上に表示し、キーボードやマウス操作による修正機能を提供します。

マーク修正コントロール

認識結果管理コントロールに設定されたマーク認識結果データを、フィールド単位に画面上に表示し、キーボードやマウス操作による修正機能を提供します。
択一必須、択一、択Nの3つのタイプをサポートしています。

イメージ表示コントロール

認識結果管理コントロールに設定された、帳票全体イメージおよび各フィールド(文字フィールド、マークフィールド、イメージフィールド)のイメージを画面上に表示します。
フォーカスのあるフィールドの直近に当該フィールドの部分イメージをポップアップ表示させることもできます。また、文字修正コントロールやマーク修正コントロールのカーソル移動に連動して、イメージ上にカーソルを表示します。

認識結果変換コントロール

認識結果データ(文字、マーク)をテキスト(CSV形式、XML形式)に変換出力します。
フィールドの出力順は、任意に指定することができます。また、スキャナ入力時に設定されたナンバリングIDを出力することも可能です。

DynaEyeコンポーネントキットを補完する以下のライブラリ、ユーティリティも同梱しています。

  • 知識処理関連ライブラリ

    郵便番号と住所の相互変換関数を提供します。

  • データ交換ライブラリ

    DynaEye関数の修正ファイル(認識結果を格納するファイル)と、DynaEyeコンポーネントキット間のデータ変換をサポートします。

  • 書式定義参照ユーティリティ

    Visual Basicアドイン。Visual Basicで修正画面フォームを設計する際に、書式定義を参照することで帳票デザインに似せて、文字修正コントロール等を自動的にフォーム上に配置するユーティリティです。
    (Visual Basic 6.0のみの提供で、Visual Basic .NET 2003とVisual Basic 2005では提供しておりません。)

DynaEyeコンポーネントキットの概観

図では、4つの単機能アプリケーションを想定していますが、これらの機能を一つのアプリケーションで構成することも可能です。

DynaEyeコンポーネントキット利用例

DynaEyeコンポーネントキットを利用して構築した修正画面アプリケーションの例を下図に示します。

DynaEyeコンポーネントキット利用例

開発言語

  • Microsoft® Visual Basic® 6.0
  • Microsoft® Visual Basic® .NET 2003
  • Microsoft® Visual Basic® 2005