********************************************************************** ** FMVシリーズ ** ** Windows95,Windows98,WindowsNT3.51,WindowsNT4.0 ** ** ** ** DynaEye Pro V2.0L20 -TP01917 ** ** ** ** 応急修正取り扱い説明書 ** ********************************************************************** 本応急修正は、問題発生顧客を対象に提供する障害修正です。 ┌─────────*応急修正ご使用のまえに*─────────┐ |応急修正実施に際しては、必ず事前に適用システムのバックアップを| |取得し、問題発生時の復旧に備えてください。 | |本応急修正の適用には、以下の容量の資源を必要とします。 | | | | 必要ディスク容量:5MB | | 必要メモリ量 :5MB | └───────────────────────────────┘ 0.応急修正について(必ずお読みください) (1)応急修正(CD-ROM)での提供情報 ・README.TXT ・・・適用時の留意事項、製品固有の説明(本書) ・DEPatch2.exe ・・・修正モジュールのセットアップ (2)応急修正適用時の注意事項 ・DynaEyeコンポーネントキット(注1)をご使用の方は、DynaEyeコンポーネントキット に対しても本応急修正を適用して下さい。 ・本応急修正はDynaEye Pro V2.0L20のみに適用可能です。また、本応急修正を繰り返 し適用することはできません。 従って、現在DynaEyeコンポーネントキットをご使用でなく、本応急修正を適用後に DynaEyeコンポーネントキットをご使用になる必要が生じた場合には、以下の手順で 本応急修正を適用してください。 1.DynaEyeをアンインストールしてください。 2.DynaEyeをインストールし直してください。 3.DynaEyeコンポーネントキットをインストールしてください。 4.本応急修正を適用してください。 1.修正内容 (1)DynaEye(本体)関係 ・マーク読取りにおいて無記入の場合にマーク有りになる場合がある障害の修正。 ・帳票認識中に、内部矛盾発生により帳票認識処理を中止する場合がある障害の修正。 ・手書きANKS認識時に、掠れ文字の補正処理が適切に行われないために、誤読の原因 となる場合がある障害の修正。 ・手書きANKS認識時に、内部のパラメータ引き渡しが正常に行われず、誤読の原因と なる場合がある障害の修正。 ・フリーピッチ文字枠手書き日本語フィールドで、認識結果が"???"となる、同じ 箇所を2度読む、抜け落ちる場合がある障害の修正。 ・書式定義に使用したひな形イメージと比べて帳票イメージが歪んでいる場合に、帳 票照合によるフィールド位置の補正が正常に行われずに、文字認識処理が異常終了 する場合がある障害の修正。 (2)DynaEyeコンポーネントキット関係 ・認識結果管理コントロール 帳票イメージの幅に比べてフィールドの幅が小さい場合に、GetImageDataメソッド でそのフィールドのイメージを取得しようとするとオートメーションエラーが発生 する場合がある障害の修正。 ・認識結果管理コントロール 認識結果管理コントロールと文字修正コントロールを別のフォームに貼り付けた場 合の、以下の問題に対する障害の修正。 SetPageした後、認識結果管理コントロールのフォームをアンロードすると、それ以 降、認識結果管理のフォームを再ロードしても、文字修正コントロールの表示が更 新されない。 ・認識結果管理コントロール SetFieldStatusまたはSetFieldTextメソッドを実行すると、オートメーションエラー が発生する場合がある障害の修正。 ・認識結果管理コントロール、文字修正コントロール、マーク修正コントロール データチェック式に"[金額1..5]"のような構文が含まれている場合に、LogicalCheck メソッドを実行すると、認識結果に関わらず論理エラーになっていた障害の修正。 ・マーク修正コントロール Columnsプロパティの値に対して、マーク修正コントロールの幅が十分に広くない場 合に、アプリケーションエラーが発生する場合がある障害の修正。 ・スキャナーコントロール TWAINの選択画面が別ウィンドウの背面に隠れた場合、前面に戻せなくなる障害の修 正。 ・スキャナーコントロール F6316Aイメージリーダが紙詰まりを起こしたとき、エラーが無限ループになる障害の 修正。 ・スキャナーコントロール TWAINの一部機能をサポートしないスキャナーが、エラーとなり使用できない障害の 修正。 ・スキャナーコントロール NumberingDataプロパティを設定せずにナンバリングを行なうと、1枚目に何も印字・ 設定されない障害の修正。 2.修正モジュール一覧 本応急修正に含まれるモジュールは次の通りです。 (1)DynaEye(本体)関係 F5CURHB1.dic F5CUFACE.DLL F5CUFAID.DLL F5CUFARM.DLL F5CUFCHG.DLL F5CUFCR1.DLL F5CUFEDG.DLL F5CUFTBF.DLL F5CURDCR.DLL F5CURFKC.DLL F5CURIPP.DLL F5curlup.dll F5CURVEC.DLL FormChk.exe FormDef.exe rcgengn.exe (2)DynaEyeコンポーネントキット関係 F5CUFRAG.DLL F5CURTEN.DLL F5CUFCEC.ocx F5CUFIVC.ocx F5CUFMEC.ocx F5CUFRAY.ocx F5CUFREL.ocx F5CURTEN.ocx 3.適用条件 機種:FMV OS:Windows95, Windows98, WindowsNT3.51, WindowsNT4.0 (但し、DynaEyeコンポーネントキットはWindows95, Windows98, WindowsNT4.0のみ) 製品:DynaEye Pro V2.0L20 4.適用方法 DEPatch2.exeをダブルクリックするなどして実行してください。 DynaEye Proをインストールしたフォルダ(例 C:\Program Files\Dynaeye)に、2.修正 モジュール一覧で示したファイルがコピーされ、所定のレジストリが設定されます。 5.その他の留意事項 本応急修正を適用後、本応急修正を削除する必要が生じた場合は、DynaEye Proをアン インストールしてから、再度インストールしてください。 本応急修正の適用後、使用する書式定義情報の更新が必要です。いったん書式定義で開 いて上書き保存してから使用してください。 注1:DynaEye ProのCD-ROMでは、Ckitディレクトリに格納されています。 −以上−