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BIP Smart 導入事例 パナソニック ホームズ株式会社様

【タブレットの活用で住宅点検作業の効率化を実現】
紙の帳票と同様のフォーマット仕様が手軽に作成できる「BIP Smart」を活用

パナソニックグループにおける技術の総合力と独自の発想で、住宅の製造・施工販売および戸建分譲宅・宅地の販売等を行っているパナソニック ホームズ株式会社様。住宅の定期点検において、従来使用していた紙の点検シートを「BIP Smart」を採用したタブレットに置き換え、作業の効率化を実現している。


【課題と効果】
紙の帳票をベースにした点検作業に限界
事務所に出社し点検報告書を印刷する非効率や紙紛失のリスク
タブレットの活用で顧客に直行することが可能に。紙の紛失リスクも軽減
報告書作成のための帰社と転記作業の二度手間 タブレットに記入したデータと添付した写真で迅速に正確な報告書を作成
点検報告書への記入ミスによる作業の手戻り 記入時のチェックやリスト選択により正確で効率的な点検作業を支援

【導入背景】紙のチェックシートによる点検作業に限界

従来、日本の住宅は、建ててから壊されるまでの期間が平均でおよそ30年といわれていた。欧米諸国が50~80年であるのと比べると、著しく低い数字だ。この背景には、高度経済成長期、増え続ける需要に応じて、住宅が供給されていたことなどが挙げられる。しかしこれから迎える少子高齢化にあたり、これまでのように「古くなったから壊す」のではなく、建てた住宅を資産として長く保たせて流通させようという動きが加速している。2009(平成21)年に「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が施行されたことも、その一例だ。中古住宅の流通が活性化する時代に向けて、各ハウスメーカーは住宅の高い資産価値を維持していくことに積極的に取り組んでいる。そんなハウスメーカーのひとつが、パナソニック ホームズ株式会社だ。


CS推進部
オーナーリレーション推進課
課長 奥山進氏

同社では、新築物件の引き渡しから3ヶ月目、1年目、2年目、5年目と定期的なメンテナンスを行うための点検業務を行っており、以降、5年ごとに点検業務が継続される。「弊社で行っている定期的な点検業務の件数は、全国で換算すると月間で4000~5000件にのぼります」と語るのは、同社CS推進部オーナーリレーション推進課課長の奥山進氏。点検内容は屋根、外壁から内部構造に至るまで多岐にわたる上、現場の作業員は業務の管理運営を紙の帳票に頼ってきた。細心の注意を要する点検作業に加えての紙の事務作業は、作業員の負荷になるとかねてから問題となっていた。事務所から複写式の点検報告書用の用紙をプリントアウトし、現場で確認して記入した後、顧客に用紙を渡す。その後、事務所に戻って報告書の内容をシステムに手入力し、最後に報告書をスキャンする。手書きである以上、報告書の紛失、記入漏れ、転記ミスといったヒューマンエラーで再点検となる危険性は免れず、実際に二度手間となることもあった。これらの作業工数をいかに減らすかが目下の課題であった。

【導入効果】劇的な工数の削減を元に充実したサービスの提供を目指す

こうした作業を劇的に減らすことになったのが、現場で用いられていた紙の帳票を「BIP Smart」を採用したタブレットに置き換えることだった。「BIP Smart」は、読み込んだ既存の帳票のフォーマットに、入力フィールドを置き換えていくだけで手軽に電子帳票を作成することが出来る。

つまり、紙からタブレットに変わったというだけで、見た目上は紙の帳票とほとんど変わらないフォーマットを確立した。そのため、電子機器に不慣れな作業員でもすんなりと移行することが出来た。

これまで紙の帳票に書き込んでいたものをすべてタブレットに置き換えることで、まずは事務所からプリントアウトして現場へ持参する手間が減った。出先から直接顧客のもとへ向かうことも可能になったのである。さらに紛失のリスクも軽減。現場でチェックした点検項目は、タブレットに記入すれば、同時にデータが社内のイントラへと送信され、二度手間となっていた転記作業からも解放された。これまで顧客に建物の状況をより分かりやすく説明するのにデジタルカメラで撮影した画像を貼り付けて作成していた報告書も、事務所に戻ることなくその場で作成することが可能になった。

大幅な業務効率化が図られたわけだが、同社の取り組みは単なる作業の簡略化ではない。「作業員の手間が省けた分、現在はお客様へのご説明をより丁寧にするよう心がけています。ともすれば専門的な用語が飛び交うメンテナンスの説明を、お客様により分かりやすく、丁寧に、時間をかけて行うこと。つまり、より充実したアフターサービスを目指しています。家とは、まぎれもなくお客様の資産なのですから、少しでも長く安全に住まうためには必要なことであると考えています」(奥山氏)

将来的にタブレット一枚ですべてが完結する環境を目指す

「BIP Smart」を用いた同社の取り組みは始まったばかり。タブレットを活用した業務の効率化には、まだまだ目指すべき改良点があるという。

例えば、点検業務の他に、顧客から依頼のあったメンテナンス作業の手配や予実管理、あるいはメンテナンスの際に発生する各部品メーカーなどとのやり取りまでもタブレットを使うことで、現場で可能にすることが、今後の構想のなかにあるという。「担当者が現場に行ってタブレット一枚ですべての作業が完結するというところまで進めていきたいと考えています」(奥山氏)
世代を超えての住まいを実現する長期優良住宅を普及させていこうという時代を迎えて、ハウスメーカーにとって、点検作業はますます重要な役割を担っていくことは確かだ。現場作業員の工数を少しでも減らし、顧客にとってより濃密なサービスを実現していこうという同社の取り組みは、これからも続く。

企業概要

名称 パナソニック ホームズ株式会社
本社 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号
設立 1963年7月1日
従業員数 6,393人(連結・2017年12月末時点)
URL https://homes.panasonic.com/
事業内容 建築請負
不動産事業
住宅システム部材販売



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